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「SLIK F740」はコンパクトでコストパフォーマンス最高な三脚です!

SLIK_F740

山用の三脚、Kiss X7用のコンパクトな三脚として「SLIK F740」を2年くらい使用してきました。

この三脚とても使い勝手がよく、しかもお値段も安くてとてもおすすめです。

今回は今まで使用してきた感想なども交えて「SLIK F740」のレビュー記事を書いてみました。

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スペック

SLIK_F740_3

【対応する機材】キットレンズを装着した一眼レフ入門機、小型ビデオカメラ
【搭載機材の最大重量】1.5kg
【カメラ取り付け方式】DIN規格クイックシュー
【クイックシュー】付属
【全高】148cm
【エレベーター下げ全高】124.5cm
【縮長】53cm
【脚】4段脚
【脚ロック】レバー式脚ロック
【雲台】ビデオ兼用の3ウェイ雲台
【エレベーター】ラック&ピニオン式
【重量】1460g
【水準器】付属
【最低地上高】50cm(実測)
参考:F740 – スリック株式会社

使用感

SLIK_F740_と富士山

約2年この三脚を使用してきました。

主に山での星景写真、動画撮影に使用。山以外でもEOS Kiss X7用の三脚として普段使いしています。Kiss X7の前はEOS 40Dで使用していました。

5D Mark2での星撮影にも使ったこともあります。

例えば下の写真は5D Mark2に24-70mmのレンズをつけてSLIK F740に載せて撮りました。
この日は風があまりない穏やかな夜だったというものありますが、星撮影に支障はありませんでした。

涸沢の星空
長所

・コンパクトで軽い。
53cmまで短くなるので、山に行くときはザックのサイドに装着します。これが大きすぎるとザックよりも背丈が高くてアンバランスなだけじゃなく、登山道で気づかないうちに木の枝にひっかかったりするので面倒です。
F740はちょうどよい長さだと思います。

重さは約1.4kg。山に持って行くならもっと軽い三脚という選択肢もあります。しかし、星の撮影をするとなるとあまり軽すぎると安定性がなくなり、写真がぶれやすくなります。これはどちらを重視するかという問題になります。

2kg以上の三脚を山に持って行くには大変だと思います。そんなに歩かないような山ならまだしもテント泊で十数キロのザックを担ぐような場合に、三脚でさらに2kg以上重くなるのはキツイと思います。自分では2kgがギリギリのMAXだと考えています。それよりも軽い1.4kgはちょうどよい重さだと思います。

・比較的安定している。
見た目的には軽くて安定感に不安を感じる方もいるかもしれませんが、結構安定感はあります。

風がものすごく強い悪条件の場合を除き、Kiss X7で写真を撮っていて安定しなくて困ったということは今までありませんでした。

さすがに5D2を載せるときは多少の不安を感じます。それでも置く場所が平らで安定した場所ということであれば問題はないと思います。

SLIK_F740_脚ロック部

・安い
この三脚なんといっても値段が安いです。

Amazonでは3000円ちょいでありました。
SLIK F740(Amazon)

楽天では2000円ちょいでありました。
SLIK F740(楽天市場)
※記事執筆当時。

【追記】
SLIK F740はすでに販売終了しているようですが、GX 6400という後継機が出ており、お値段もF740と変わらないくらいのようです。

・シューの向きを変えられる
ビデオカメラ使用時はシューの向きを縦方向に取り付けることができます。

横の場合。

SLIK_F740_シュー横

縦の場合。

SLIK_F740_シュー縦
短所

・最低地上高が高い。
マルチポジション型三脚ではないため、ローアングルには弱いです。

SLIK_F740_脚をたたんだ状態

この状態で高さ50cmです。

そんなに頻繁にはないかもしれませんが、ローアングルで三脚を使って撮りたい場面も時にはあります。しかし最低地上高が50cmなので、ローアングルに関しては満足度は高くありません。

・風には強くない。
強風が吹くと倒れてしまうのではないかと心配になります。倒れなくても写真がブレるのではないかという心配もあります。

特に微速度撮影やバルブ撮影では長時間に渡って撮影し続けるので、風が強いときは心配で三脚の側から離れられなくなります。

それほどの悪条件で使用したことがないというのもありますが、実際に風で三脚が倒れたという経験はありませんし、ブレが気になったこともありません。

ただし、心配にはなります。

・操作性
上下、左右、縦横の3方向を個別に調整できる3ウェイ雲台ではあるのですが、手で握るレバーが1本なので最初は違和感がありました。

ただし慣れてしまえばそれほど問題ないと思います。

・耐久性
耐久性に若干の不安があります。

普通一度かった三脚はそう簡単には壊れないでしょう。

飛行機に乗る際に荷物を預けるのはギャンブルなどとも言われてるようですが、、以前カナダにオーロラ撮影に行った時に三脚を機内持ち込みにせずにで預けたところ壊れて返ってきました(T_T)

でもそれ以外で三脚が壊れたことはなかったのですが、F740に関しては。

雲台の破損。

SLIK_F740_雲台の破損

ロックレバーの破損。

SLIK_F740_脚ロックレバーの破損

2年感使用してきてあちこちガタがきており、満身創痍な感じになってしまいました^^;

ただこれでも現役です。

これは僕の扱い方にも問題があるとは思います。

登山に持って行ってあちこちぶつけたり、持ってる三脚を地面に置くときに投げるようにしたことも何度か・・・もっと丁寧に扱っていえればもっともっと長持ちしたに違いありません。

そんなに丈夫ではないという認識をもって大切に扱うことをおすすめします。

ソライロノート

長所、短所を思いつくままに書き連ねてみました。いろいろと欠点はありますが、それらを差し引いても、2000~3000円という値段を考えると間違いなく非常にコストパフォーマンスのいい三脚だと言えます。

適材適所に使えば全く問題なく使用できます。

ただいろいろ乱暴に扱ってきてせいもあって、いろいろとガタが出てきましたので、この「SLIK F740」も候補に入れて、山用の三脚を検討しました。それについてはまた別記事にしたいと思います。

コンパクトでハイコストパフォーマンスな三脚をお探しの方は、この「SLIK F740」も候補に入れてみてはいかがでしょうか。メイン使いではないサブの三脚としてもオススメです^^

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