戸田峠の別名を霧香峠というそうです。
読み方は「むこうとうげ」。
霧が香るとはよくいったものでこのあたりとても霧が発生しやすい場所になっています。雨が降った後天気が回復するような日には必ずといっていいほど霧がでます。
マメザクラが山肌を彩るこの時期に、霧の中淡い薄桃色に優しい朝の光が差し込む、そんな光景を撮りたくて。
4月下旬の早朝、マメザクラのポイントに何度か通ってみました。
場所は戸田峠の先の西伊豆スカイラインを少し進んだ場所、達磨山の登り口にもなっているあたりです。
1日目
前日は深夜まで雨が降り続きましたが、天気予報は晴れ。こういう時は急激に天気が回復して朝霧の中に光が差し込むかも!そんな期待を抱いて眠い目をこすりながら現場に向かいました。
結果は見ての通り、霧はありましたが光はありません。空一面雲に覆われていました。
2日目
お天気が続いていましたが湿度が高く、沼津では濃霧注意報が出ていました。これなら霧が発生するかもしれない・・・
虹の郷あたりではガスったりもしていましたが、戸田峠周辺にはほとんどなし。箱根の方の山に雲海のようにガスがかかっていたのはなかなかよかったですが。
3日目
2日目でもう終わりにしようと思っていたのですが・・・この翌日からは天気がくずれるためマメザクラの見頃を考えるとラストチャンスかもしれないと思い出かけてみました。
相変わらず湿度が高いので霧が発生する可能性はきっとあるはず・・・淡い期待でした。
着いてみるとマメザクラのところにはほぼガスはなし。マメザクラの向こうの山の麓にちょっとだけ霧が出ていたのがせめてもの救いでした^^
ソライロノート
七転び八起きは大げさですが写真を撮りに達磨山に行くこと3回、下見を含めると計5回通いましたw
今年に入って達磨山に登ったりもしてますので、合計7回来てますwなので七転び八起きも嘘じゃないかも^^
それだけ通ってもイメージ通りの写真は撮れませんでしたが、朝の光に包まれる山肌のマメザクラに神々しさを感じずにはいられませんでした。
余談ですが。
撮影中に「グゥーーーーングォーーーーングォーーーーーーーーン!!」という音が・・・
当たりを見回してみても何も見えず・・・
しかしかなりの大きな音は聞こえるのです。
一体なんだろう・・・と音のする方をよーくみてみると・・・
なんとラジコンが飛んでました。
そう、ラジコンにカメラを載せて撮影しているのです!!!
すげぇーーーー!!!
そういう話は聞いたことはありますが、実際にやっている人を始めてみました。
どういうカメラを載せているのかわかりませんが、一体どんな絵が撮れるのでしょうね?非常に興味深いです。
とまぁそういうわけで・・・。霧の中に差し込む光に照らされる可憐なマメザクラは来年のお楽しみに^^