本記事は前回の祝・世界文化遺産登録!富士山に登る2013【計画・準備編】の続き「登山編」になります。
7月10日(水)に富士登山を決行しました。実は7月に富士山に登るのは初めてです。当然ではありますが、世界文化遺産登録が決まってからの初めての富士登山でもあります。
登山情報
【日時】2013年7月10日-7月11日
【天気】<10日>晴れ <11日>晴れ
【目的地】富士山
【コース】20:47富士宮登山口-21:10六合目-22:20新七合目33:37-23:17元祖七合目23:32-0:03八合目0:13-0:50九合目1:01-1:30九合五勺1:38-2:12浅間大社奥宮-2:40剣ヶ峰-5:00浅間大社奥宮5:45-6:08九合五勺-6:30九合目-6:55八合目-7:18元祖七合目-7:45新七合目-8:11六合目-8:25富士宮登山口
【標高】3776m
【標高差】1376m(富士宮登山口駐車場を2400mとして計算)
【駐車場情報】富士宮登山口に無料駐車場があります。(2013年は7月12日(金曜日)17時~9月1日(日曜日)17時までマイカー規制)
【トイレ情報】各山小屋にありますが、山小屋の営業時間外は利用できない場合がありますのでご注意ください。
【山小屋情報】富士山表富士宮口登山組合-富士山山室宿泊情報
富士宮登山口
計画通り、登山口には17:00前に到着していました。下界は薄曇りでしたが、五合目は快晴です。
五合目駐車場は、登山口付近はほぼ埋まっていました。登山口から少し離れるとところどころ空いてます。一段下に下がるとガラ空きでした。
夕景も綺麗でした。
月齢1.8のほそーいお月様が西の空に沈んでいきます。
これも実は計算のうちです。月がなければ星がより一層たくさん見えるはずです。
このあと、夜の登山に向け車内で少し仮眠をとりました。
目が覚めたらもう星空でした。
準備体操をして、20時半すぎに出発しました。
六合目
五合目から六合目は約20分。体慣らしをしている間に着きます。
気をつけるのはオーバーペースにならないこと。最初から飛ばしていくとすぐにバテてしまいます。
ここは五合目より視界が拓けているので、その名のとおり雲海をみるのに最適です。
宝永山と富士山との分岐です。宝永山経由でも山頂には行けますが(御殿場登山道に合流)、ここは最短ルートで山頂を目指します。
六合目の少し先です。星はよく見えています。
新七合目
新七合目到着です。星以外の写真はすべて手持ちで撮っているので、見にくいのはご容赦ください。
下界を撮ってみたら、右上に天の川が。(撮ってみて気づきました^^;)
天の川がこれだけよく観えるのは久しぶりでテンションが上がります!
雲海と天の川。
ちなみにこの写真の設定は以下です。(ご参考まで)
絞り:4.5
シャッタースピード:30秒
ISO:6400
焦点距離:18.0mm
今回レリーズは持っていないのでシャッタースピートは最大30秒です。
月明かりもないので感度をかなり上げて撮っています。感度を上げたほうが天の川がよく映ります。
しかしISO6400だと流石のDIGIC5でもだいぶざらついてますね。
宝永山側はだいぶ街明かりが強いです。雲があるので光が反射しているせいもあるのでしょう。
あまり写真ばかり撮っていると遅れるので、そろそろ行きます。
七合目の少し先の登山道に雪が残っていました。
元祖七合目
七合目の次は八合目と思いきや、元祖七合目。
これ覚えておかないと、着いたときがっくりきますw
そしてとうとう標高3000mを超えました。
ここでも天の川をパシャリ。何枚でも写真を撮りたくなります。
八合目
八合目、標高3250mです。
そろそろ疲れも出てきて八合目では写真は撮りませんでした。
高山病の症状が出始めるのはこのあたりからなので、しっかりと休憩をとってゆっくり登ります。
九合目
九合目、標高3460mです。あと300mです。
混雑しているところで三脚を広げるわけにはいきませんが、登山道も山小屋も思っていたほど混雑していないため、結構自由に写真が撮れました。この構図も混んでいたら絶対に撮れませんでした。
九合目看板と天の川の構図、お気に入りです。雲海の上を宙色の風景を背に歩く、間違いなく日本で一番宇宙に近い場所にいます。
少し角度を変え、看板の真上に天の川を持ってきました。
九合五勺
九合五勺(しゃく)まできました。勺の字がいつも読めなくて悩みます^^;
山頂まであとちょっとです。
九合五勺を過ぎ、しばらく歩くと高度計は3680mを指していました。
残り高度100mを切ったことになります。
続いて山頂まであと200mの看板。これは距離が200mということでしょう。
富士山山頂(浅間大社奥宮)
山頂キター!九合五勺からはあっという間でした。
今回のソライロポイント
雲海の上、宙色の風景、日本で一番宇宙に近い場所、そんな富士登山のことを宙色(ソライロ)の富士登山と呼ぶそうです。(私が勝手に命名しましたw)
宙色の富士登山と弾丸登山はイコールではありません。経験・体力・スキルに合った無理のない計画を立て、万全の準備した上であれば、宙色の富士登山はお勧めです。
続きはこちらです。
富士山に登る2013【剣が峰・ご来光・下山編】
前回のはこちらです。
富士山に登る2013【計画・準備編】