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静岡組グループ登山で静岡が誇る山伏岳に!

山伏岳から見た南アルプス
普段一人歩きばかりのソロハイカーですが、今回は珍しくグループ山行に参加してきました。

twitterにて数年前からお付き合いさせていただいていたbenさんにお誘いいただきました。benさん的twitter静岡クラスタというつながりで地元の山伏岳に登ろう!ということだそうです^^w

山伏岳は全国的にはあまりメジャーではないでしょうが、富士山の眺めもすばらしく、決して雲取山にも負けない静岡が誇るすばらしい山です!

参加者はbenさん、benさんのお友達のご夫婦2組、自分の6名でした。

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登山情報

【日時】2015年6月14日
【天気】薄曇り(ときどき日が差す)
【目的地】山伏岳(2,013m)
【駐車場】山伏岳登山口駐車場(無料)
【トイレ】なし
【コースタイム】7:20登山口‐8:56蓬峠(小休止)9:10-10:27西日影沢分岐-10:37山伏(お昼休憩)12:06-12:18西日影沢分岐-12:25山伏小屋(小休止)12:43‐12:54西日影沢分岐-14:01蓬峠(小休止)-15:34登山口
グレーディング】※体力度3,難易度B,ルート長8.1km,累積標高差1.15km
※体力度、難易度は開山期の場合,体力度1‐10,難易度A-E(1,Aが低い)。詳細は静岡県の山のグレーディング情報を参照。

装備

・ザック:OSPREY ストラトス 36
・レインウェア:THE NORTH FACE RAINTEX Plasma
・登山靴:ザンバラン フジヤマNW GT
・トレッキングポール:Helinox Passportシリーズ FL-120
・地図:山と高原地図「42 塩見・赤石・聖岳」(アプリ)、国土地理院(紙)
・時計:SUUNTO Vector Khaki
・カメラ:SONY Cyber-shot RX100M3
・三脚:自作マルチポット
・調理道具:Esbit ポケットストーブUNIFLAME ウィンドスクリーン Strangia メスティン TR-210PRIMUS ウルトラ・スパイダーストーブPRIMS GAS CARTRIDGE IP-110Esbit アルミフライパンEsbit グリッパーnalgene 250mlnalgene 60mlOPINEL#8snow peak シェラカップ E-103MSR ヒートリフレクターウィンドスクリーンsnow peak チタンシングルマグ 300 フォールディングハンドルnalgene ナルゲン 広口 1.0L Tritan、固形燃料(25g*2)、トング他
・ハイドレーション:Platypus ビッグジップLP 2.0L
・水:2785ml(1000ml+赤紫蘇ジュース1500ml+調理用285ml)
・食料:お昼ごはん用食材、行動食、予備食
・その他:ゲイター、docomo GALAXY S4 SC-04E、エマージェンシーセット、ヘッドランプ、予備バッテリなど

ザック合計重量:約10.6kg

テーマ

今回の山行の自分なりのテーマはこんな感じです。

・普段は一人歩きばかりで何かと視野が狭くなってしまいがちですので、経験豊富な皆さんと交流していろいろ勉強させていただくこと。

・山パスタの普及活動!というのは冗談ですが、山パスタを作って皆さんに食べていただくこと^^

・静かで落ち着いた山伏を楽しむこと。

ちなみに今回は皆さんのペースを乱したくないので、いつもと違い写真も動画も力を入れない感じでいきました。

登山口‐蓬峠

朝4時半前に家を出て、雨の中沼津から梅ケ島に車を走らせました。朝は予想以上に天気が悪く、今日の山行どうなることやら不安でしたが駐車場に付く頃には雨もやみました。

山伏岳登山口駐車場入口。
山伏岳駐車場入口

この駐車場、端っこが崩落しかけていてちょっと怖いです。近寄らなければ問題ないですが。
駐車場崩落箇所

自分は他の皆さんとは全員初対面でした。benさんは長年twitter上でやり取りをしていたこともありましたが、ホントにイメーい通りの方で、まったく初めてという感じがしませんでした。^^

自己紹介も終わりいざ出発です!^^

蓬峠までは樹林帯の中、西日影沢沿いの登山道を歩きます。沢の水音がとても気持ちよいですが、そこそこの登りが休みなく続くのでかなり歩きがいがあります。

ここはbenさんがちょっと注意が必要な箇所と言われていたザレ場。場所は蓬峠直前です。道が崩れていて、特に岩の上が滑りそうで神経を使いました。

上は通りすぎてから撮った写真ですので、登り時は左から歩くことになります。
登山道危険箇所

蓬峠で少し休憩。ちいさなベンチが3つほどあります。
蓬峠の道標

蓬峠‐山伏岳

心配されたお天気ですが、薄雲の上から日が差して来てます。この分なら雨の心配はなさそうです。山頂からの富士山もちょっとだけ期待^^
光が差し込む

蓬峠からは尾根に近いところを巻きながら、なかなかの登りが続きます。一人歩きだゼエゼエ言いながらがんばって登ってしまうところですが、ほぼコースタイムのゆっくりしたペースで歩いていただいているので助かります。
山伏の登山道

西日影沢分岐に到着。ここまでくればあと少し!
西日影沢分岐の道標

山伏岳山頂とーちゃーく!
山伏岳山頂の道標

ちなみに道標の標高は2,014とありますが2015年版「山と高原地図」には2,013.2とありました。2010年版「山と高原地図」には2,013.7とありました。山伏縮んじゃったのかな?

三角点にタッチ!
三角点にタッチ

富士山の頭がちょっとだけ見えた^^
富士山の頭

静岡の百山の裏表紙の写真に使われているのが山伏のこの風景だとbenさんに教えていただきました。

今日は南アルプスの方がよく見えます。聖岳 赤石岳も近いです^^
山伏岳から見た南アルプス

こちらはパノラマです。クリックすると少し大きく見えます。
山伏岳から見た南アルプス(パノラマ)

山伏岳山頂でランチ

お天気が悪ければ避難小屋に行って料理をしましょうなんて話もありましたが、雨の心配もなく風もほとんどないので山頂でランチになりました^^

そして皆様にいただいた山ごはんがめっちゃ贅沢!!

こちらがモコさんにいただいたケークサレとメロンです。ケークサレ、見た目も綺麗でとても美味しいです。そして隠れちゃってますがメロンが超絶甘い!
ケークサレとメロン

それからこんなデザートもいただきました!これ調べたら静岡生茶ゼリーってゆうみたいですね。山でスイーツが食べれるって幸せですね^^
静岡生茶ゼリー

ちゃんとフタを取って写真を撮ればよかったのですが食べちゃいましたw

こちらはモモさんさんにいただいたキッシュです。このキッシュもすごく美味しかったぁ~♪
キッシュ

こっちがとフォカッチャ。フォカッチャはバジル味、もうこの辺でお腹いっぱいですw^^
フォカッチャ

本当にいただいたものがどれも美味しくって、しかもこれだけでお腹いっぱいになってしまったのですが、、、そう自分はこのあとパスタを2種類作ったんです(^^;)いやぁ~、2食分作るってお約束したものですからw

はい。こんな感じで二刀流パスタに初挑戦。
二刀流パスタ

二刀流パスタとは、ダブルバーナー&ダブルクッカーで2種類のパスタを同時進行で作ることです。このあたりの詳細は山パスタ編として別記事にしました。

というわけで皆さんすでにお腹いっぱいになりながらも、作った2種類のパスタを食べていただきました^^(無理やり?)この山行でみなさん体重が増えたのではないでしょうかwそのくらいお腹いっぱいです。

大大満足のランチでしたが、周りの登山者の方々には、山ごはんに異常な執念も燃やしている奇異な集団に見えたかもしれません・・・w

下山:山伏岳‐登山口

それでは下山します。

山頂付近の白い花。これはツマトリソウ。
ツマトリソウ

こちらはマイズルソウ。花の名前はモコさんに教えていただきました。
マイズルソウ

帰り際にちょっと寄り道。西日影沢分岐から牛首方面に数分下り、避難小屋を覗いてきました。
山伏小屋

横にテラスもあります^^
山伏小屋横から

中の小部屋。いいちこがありますw
山伏小屋中

ちなみに見た目は写真よりかなり暗いです。一応窓から光が取り込めるようになってました。
山伏小屋中2

そんなこんなで15時30頃無事下山。皆様お疲れ様でした!

ソライロノート

【装備/パッキング】
ザック合計重量は約10.6kgでした。いつもの日帰りより軽い理由は一眼と三脚を持って行かなかったためです。今回は一緒に歩かれる方に迷惑にならないよう軽量化を優先しました。写真および動画撮影はおまけでいいかなと思ったので、カメラはコンデジとマルチポットのみとしました。

今回特別だったのはメスティンとフライパンの両方を持っていったことです。いつもの日帰りならどちらかですが、メスティンの重量はたかだか150gですから大した重さではありません。

水の残量は900ml+赤紫蘇ジュース230mlで計1130mlでした。いつもスポーツ飲料ですが、今回はクエン酸入りの赤紫蘇ジュースにアミノバイタルを1本混ぜたものをハイドレーションに入れてみました。十分スポーツ飲料の代わりになりました^^
飲んだ量は1130/2785mlですから約1.7mlです。水の量を少し減らせばもっと軽量化できたとは思います。

【体力】
山伏岳はそこそこ登りがいのある山です。累積標高差は約1.1kmで息を休めるようなところがほとんどなく、ずっと登りっぱなしという感じです。今回はゆっくり歩いていただいたので、翌日も筋肉痛にならず自分にとってはちょうどよかったなぁと思います。

【まとめ】
南アルプスの名峰に隠れて人気も影も薄い山伏岳ですが、気持ちのよい沢沿いのトレイルは登り応えもあり、山頂まで1人もすれ違うことなかった静かな山容に癒されました。

自分は普段は一人歩きが多いのですが、今回はたくさんの山に登られている経験豊富な山の先輩方とご一緒させていただいて、いろいろと勉強になりました。山に対する考え方から歩き方、ストックを使うことの大切さ、山の楽しさや楽しみ方、いろんなお話が聞けてとても刺激にもなり、勉強にもなりました。ひとり歩きの楽しさとはまた違う楽しい充実した山行になりました。

ご一緒させていただいた皆様、本当にありがとうございました。またご一緒できる日を楽しみにしてます♪

レシピ

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