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ツェルト張りの練習をして日帰りザックにツェルトIN!

ツェルト張り
日帰りザックにツェルトを入れようと思い、ツェルト張りの練習をしてきました。

ファイントラックのツェルトⅠを持っているのですが、購入したのは数年前で、最初はザックに入れてました。それがいつの頃からか日帰り装備に入れなくなってしまいました、、、

入れなくなった理由は、張り方がわからないから、、、、って理由になってませんよね・・・^^;

ツェルトの使い方をちゃんと覚えた上でツェルトを持っていれば、何か合った時にビバークすることが可能になります。そういう選択肢があるというだけで、心理的な余裕もできると思います。安全登山のため、死なないためにこれからは日帰りザックに入れることにしました。

そんなわけで遠出するにはあまり天気がよくなさそうな週末に、近所の里山で練習してきました!

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ファイントラック ツェルトⅠのスペック

ファイントラックのHPの説明には以下のようにある。

1~2人用の非常用ツエルト。ビバーク時には何とか成人2人が寝ることを可能にし、座って待避・休憩する場合は3~4人が被ることができます。
ファイントラック

大きさ:90cm(天井高)、200cm(フロア長)*80cm(フロア幅)
重さ:235g

ツェルト張りに必要な道具
その他必要なものとしては、細引き2本とトレッキングポール2本(立木などで代用可)、ペグ(石などで代用可)。

立木や石があればトレッキングポールやペグは必要ないですが、必ずあるとは限らないのでやはりこれらもワンセットで持ち歩くべきなのでしょう。

持っているペグが10本で138g。ちょっと重いので、もう少し軽いペグを購入しておこう。細引き(4m*2)が50g。合計423g。軽いレンズ1本分といったところかな。

もしこれがテントの代わりに使えるなら非常に軽い。

ファイントラック ツェルトの張り方

説明書があるのでまずは読んでみました。

① まず、はじめに5m コードを半分に折り、半折部分をA とし、ツエルト天頂部端のループ位置をC、ストック・ポールを垂直に立てた位置B のAB 間の長さのところで、オーバーハンドノットまたはエイトノットで環を作ります。

オーバーハンドノット?エイトノット?えーと、よくわからないです、、、(^^;)

② 次にツエルト天頂部端のループC に張り綱を固定します。そして図の要領でループを作り、上下に重ね合わせます。
※A~B のループを除くと、クローブヒッチ(インクノット)と同じ形になります。

クローブヒッチ?えーと、よくわからないです、、、(^^;)

だめだ、、、ちゃんと調べないと!

不明な単語3つ。
・オーバーハンドノット
・エイトノット
・クローブヒッチ(インクノット)

全部ロープの結び方のようです。こういう基本的なことをちゃんと覚えておかないとですねぇ;

はい。一から勉強です。

オーバーハンドノット

オーバーハンドノット
おー、これは簡単。普通にこぶを結ぶだけだ。

エイトノット

エイトノット
ハチの字状に輪っかを作って通す感じ。

クローブヒッチ(インクノット)

立木の場合と、輪っかを作って通す場合を2種類あります。

輪を作る結び方。
クローブヒッチ(輪を作る)1

右の輪を左の輪の下からくぐらせて重ねます。
クローブヒッチ(輪を作る)2

ストックなどを輪に通して締めれば完成!
クローブヒッチ(輪を作る)3

立木の場合。
クローブヒッチ(立木に結ぶ)1

右手の紐をぐるっと後ろを回して前に持ってきます。
クローブヒッチ(立木に結ぶ)2

右手の紐をぐるっと回した紐の下をくぐらせて締めれば完成
クローブヒッチ(立木に結ぶ)3

こちらのサイトを参考にさせていただきました。
ロープワーク入門 これだけは覚えておきたいロープワーク – アウトドア – 緑のgoo

なるほどなるほど。わかってきました!

これでツェルトも張れそうな気がしてきた。

ツェルト張り実践

早速、近所の里山で練習です!

1.グランドシート部分の紐を結んでおきます。
ツェルトの張り方1

2.ツェルトを設置する場所に敷き、四隅をペグダウンします。
ツェルトの張り方2

3.半分に折った細引きの、天頂部につなぐ位置に近い適当なところでエイトノットを作り、ツエルト天頂部端に細引きを通します。
ツェルトの張り方3

4.輪を作る方法でクローブヒッチを作り、ストックを通します。
ツェルトの張り方4

5.細引きをペグダウンします。
ツェルトの張り方5

6.反対側も同様にします。
ツェルトの張り方6

7.テンションが均等にかかるように細引きを調整したら完成!
ツェルト張り

インプレッション

ツェルト内部はこんな感じです。
ツェルト内部

テントに比べたら、やはり狭さは感じます。体を動かすとすぐにツェルト生地に触ってしまいます。前室もないので、いろいろ不便はあると思います。でも足を伸ばして寝ることができ、ザックもちゃんと置けます。テントの代用にするなら、グランドシートを別に敷いて、さらにZライトの上に寝袋をおけば寝心地は問題ないでしょう。ありか、なしかで言えばありだと思います。

ソライロノート

ファイントラックのツェルトⅠ、それなりに使えそうなので、テント代わりにこのツェルトを持ってどこかで一泊してこようと思います。

テントの代わりになるということなら、1kgぐらいの軽量化になりますね。すばらしい!

これから購入される方でテントの代わりにも使いたいのであれば、もう少し居住性を重視したファイントラックのツェルトⅡロングがいいんじゃないかなぁと思います。あくまで非常用ということであればⅠで全く問題ないでしょう。

何よりも死なないために。これからも山登りを楽しむために。ザックにツェルトをIN!

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