先日、映画「LIFE!」を観てきました。
岡村隆史氏による吹き替え版は不評のようでしたので字幕にしました。
山好きとしてはこのバックパッキング姿だけで観たくなってしまいますが、決して登山映画ではありませんw(ちょっどだけ登山シーンがあります)
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映画「LIFE!」感想
映画情報
原題:The Secret Life of Walter Mitty
監督:ベン・スティラー
出演:ベン・スティラー(ウォルター・ミティ)、ショーン・ペン(ショーン・オコンネル)、クリステン・ウィグ(シェリル・メルホフ)、シャーリー・マクレーン(エドナ・ミティ)
公式サイト:映画「LIFE!」オフィシャルサイト
映画のおおまかなあらすじ
雑誌「LIFE」のネガを管理するウォルター・ミティ(ベン・スティラー)は、同僚シェリル(クリステン・ウィグ)に密かに想いを寄せていた。ウォルターは人付き合いが下手で、気になる相手に声もかけられない中年男性。唯一の趣味は空想で現実世界ではできないことをやってのけヒーローになること。そんな折に突然会社が買収され大規模なリストラが始まる。ウォルターは写真家のショーンに託された最後のLIFE誌の表紙を飾るはずのネガをなくしてしまう。ウォルターはネガを求めてショーンを探す旅に出るが・・・
感想
この映画のテーマにも通じるLIFE誌の社訓がいい。
“To see the world, things dangerous to come to, to see behind walls, draw closer, to find each other, and to feel. That is the purpose of LIFE.”
「世界を見よう。危険に立ち向おう。壁の裏側を見よう。もっと近づいて、お互いを知ろう。それが人生の目的だ。」
空想ばっかりの中二病のようなウォルターがシェリルに出会い今までの自分の殻を破って変わっていく様子はみていて心地よい。誰もがこんな風に自分を変えたいという願望を持っている。でも現実のいろいろな問題、課題、制約、やらなければならないこと、そういうことを理由に変わらずにいることを選ばざるおえない。それが人生とも言える。ウォルターは大切な人から一歩踏み出す勇気をもらい、未知の世界への扉を開ける。そこにはみたこともないような美しい世界、新しい世界が待っていました。
この映画の魅力はいろいろありますが、中でもシェリル役のクリスティン・ウィグがとても素敵でした。彼女がギターを抱え絵歌っていたのはデヴィット・ボウイの「Space Oddity」。とても美しい歌声でした。
もう一人とても印象的だったのが主人公の母親役のシャーリー・マクレーンです。この存在感はさすが、なんというか一言一言に味わいがあります。みかんのケーキも超美味しそう!食べてみたいです。そしてこのお母さん、映画のストーリー的にも大きなカギを握ってますよね^^これ以上はかけませんが・・・
人生において「勇気を持って一歩を踏み出すことの大事さ」というメッセージを持った映画ですが、反面、情熱を持って目の前の仕事に取り組み、毎日積み重ねていくことの大切さも教えてくれてような気がします。写真家のショーン・オコンネルの自身の最高傑作だという25コマ目に写っていたものがそう言っているようでした。
そのショーンの「俺にとって好きな瞬間は、カメラに邪魔されたくないんだ。一瞬を慎重に、今を楽しむんだ」という言葉も印象的でした。自分も写真を撮るのでわかる気がします。本当に心を動かされるような感動的な光景というのはファインダー越しにのぞくのではなく、自分の目でしっかりと見たいという気持ちが沸き上がってくるのです。
ソライロノート
初めて映画館でみた後も、僕は映画LIFEを何度も見返しました。僕の大好きな映画の1つです。単に面白いというだけでなく、見返すたびに気づきがあります。
最後にクリスティン・ウィグのこの言葉を送ります。
人生や自分自身について悩んでいるとき、なにかを変えたいと思っているときなど、この映画からきっと何か得るものがあると思います。ぜひご覧いただければと思います。
“Life is about courage and going into the unknown.”
人生は勇気をもって未知の世界へ行くこと
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