夏山どこに登る?
夏山どこに登ろうかなぁと、7月くらいから考えていたのですが、お天気もぱっとしなかったので延ばし延ばしになっていました。
今回の登山の目的は3つありました。
(1) 北アルプスに登る
(2) 山パエリアに挑戦
(3) 宙色の北アルプス写真撮影
北アルプスといってもどこの山で登れるわけではありません。
過去に登ったのは燕岳(小屋泊)、薬師岳(テント泊)、北穂高岳(テント泊)、涸沢(テント泊)のみです。北アルプスの経験はまだ数えるほどしかない初心者です。体力も下の中くらいだと思います。
そして今回は常念岳に初挑戦してみることにしました。
常念岳を選んだ一番の理由は(3)の目的のためです。
というのも山で宙色写真(星景写真のこと)を撮るには、できるだけ小屋・テント場の近くから写真を撮れる場所があることが重要になります。理由は写真を撮る場所まで夜中に移動するのは、熊に出会う、道に迷う、滑落するなどのリスクが高るためです。今回の宿泊場所、常念小屋のテン場は最高の場所なのです。何しろテント場から北アルプスの最高の展望を望むことが出来るのです。
もう一つの候補としては、燕岳も(3)の条件が良い場所ですが、今回は未踏の常念岳にしました。
そしてテント泊なら自分の撮影したいときに、気兼ねなく撮影ができるので、今回は迷わずテント泊です。
蝶ヶ岳、常念岳コースも考えましたがテント+一眼・三脚装備ということもあり、体力に自信もないので一の沢往復コースにしました。
準備編
夏の山行ではハイドレーションを使いたいところですが、Atmos(アトモス)65Lだとちょいと荷物が入りきりません。カメラ類がなければ十分なのですが。
そこで、今回はMILLET GRAND CAPUCIN 65/75です。テント泊になるとこのザックを使うことが多いのですが、だいぶ古くなってきたのでそろそろ買い替えどきかなぁとも思います。
住
テント/テントポール/ペグ/グランドシート
テントマット(銀)/サーマレストマットレス
寝袋/枕/スリーピングバッグカバー
ゴミ袋/ゴミ持ち帰り袋
ランタン/ランタン用電池
トイレットペーパー
耳栓・アイマスク
食
フライパン2つ/コッフェル/シェラカップ/マグカップ
ガスカートリッジホルダー/ガス/ライター
スプーン、フォーク、ナイフ
まな板/料理用ナイフ
水容器(2.5L)/スポーツ飲料(2L以上)/白ワイン(0.7L)
行動食/キャラメル/予備食/当日朝食(おにぎり2つ)/食材
衣
アンダーウェア上下2(着/代)/Tシャツ2(着/代)/登山用靴下2(着/代)/長ズボン(着)/帽子(着)/登山靴(着)/メガネ(着)/時計(着)
インナーフリース/アウターフリース/インナーダウン(上下)/レインウェア
薄手の手袋/軍手/雑巾/サンダル/スパッツ
小タオル
その他
ザック/ザックカバー/アタックザック
ヘッドライト/ヘッドライト用電池/電池予備
エマージェンシーセット/貼るカイロ
iPhone/スマホ/スマホ台/充電用予備バッテリ/バッテリ接続端子(iPhone/Galaxy)
お金(小銭、予備)
日焼け止め/虫除け/ウェットティッシュ
地図/方位磁石/クマよけ鈴
トレッキングポール
撮
カメラ(EOS Kiss X7)
レンズ(Tamron18-200,Canon10-22)
三脚/水準器/Kiss用タイマーコントローラ
予備バッテリ/予備SDカード
計画
日程は8月7日~8月8日です。この日を選んだのは、8月7日が新月であったためです。月がなければ天気さえ良ければ天の川が見れるでしょう。
大まかな計画は次のとおりです。
登山計画
前泊:一の沢の駐車場に車中泊。
1日目:6:30一の沢~11:30常念小屋(テント泊) ※夜テン場から撮影
2日目:4:00常念小屋~5:00常念岳~7:00常念小屋~11:00一の沢
山飯計画
1日目朝:おにぎり
1日目昼:パエリア
1日目夕:ナポリタン
2日目朝:ラーメン
今回のソライロポイント!
山でパエリアって結構準備も含めて大変なので、山飯も気合入ってます。
1日目はお昼のパエリア、夜の宙色撮影がメインイベントです。2日目はもちろん常念岳登頂がメイン、あとは下山するのみ。
天気は前日の雨が夜中には上がり、いい天気になるはずです。一番心配なのは体力面でした。