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いろんな山ごはんが楽しめる!超万能「山用肉味噌」の作り方

山用肉味噌

今回の雲ノ平周遊テント泊では毎日肉味噌を使い、いろんな山ごはんを堪能しました。

これまで肉味噌山ごはんのレシピをいくつか公開してきましたが、肝心の「山用肉味噌」はどうやって作るの?と問い合わせが殺到!(手元の集計によると2件もの問い合わせ!wというか苦情?w、、)

というわけで大変遅くなり申し訳ありません!(_o_)

山でお肉を食べることができる贅沢、肉と野菜からしみだした旨みとコク、野菜をたくさん入れることで山では取りにくいビタミンもたっぷり、豚肉や梅の疲労回復効果も期待でき、しかも常温での保存もある程度可能という、まさに山にぴったりな食材と言えるでしょう。

これさえあれば、カレー麻婆茄子ミートソース炒飯餃子コロッケハンバーグなどのいろんな料理が簡単に作れちゃいます♪

そんな超優秀かつ万能常備菜、山用肉味噌の作り方を公開いたします!

肉味噌がいろんな料理に変身するするさまは各山行記事、および山ごはん編をご参考に!

準備・パッキング編
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
山ごはん編

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材料

・豚ひき肉 500g
・生姜 2片
・にんにく 2片
・梅干し 2個
・味噌 大4-5
★醤油 大4
★酒 大4
★砂糖 大3
・しいたけ 2-3個(または干ししいたけ)
・えのき 適量(しめじなどでも可)
・にんじん 数cm
・長ネギ 1本(または玉ねぎ)
・小松菜 1束(またはほうれん草)
・ごま油 適量
※梅干し、酒の代わりに梅酒を使っても構いません。

作り方

1.にんにくと生姜をすりおろします。梅干しは種を取り包丁でたたきペースト状にします。
2.しいたけ、えのき、にんじん、長ネギはみじん切りに、小松菜は細かめのざく切りにします。
山用肉味噌_工程2

小松菜。
山用肉味噌_工程2_小松菜

3.フライパンにごま油を入れ、挽き肉、にんにく、生姜を合わせ炒めます。
山用肉味噌_工程3
4.挽き肉火が通ったら長ネギ、しいたけ、えのき、にんじん、小松菜を順に入れ炒めます。
山用肉味噌_工程4
5.野菜に火が通ったら★の調味料(全部)と味噌(半分)を入れ混ぜあわせながら炒めます。
山用肉味噌_工程5
6.弱火でじっくり煮詰め水分が飛んだら残りの味噌を入れて混ぜあわせたら完成!

1時間くらい煮詰めます。オーブンを使ってもいいと思います。とにかく水分を極力まで飛ばすことで保存性を高めます。

山用肉味噌_工程6

雲ノ平山行の時は上記材料の倍の量(出来上がり約1キロ)を作りました。
山用肉味噌

使用例1:カレー
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ソライロノート

豚肉じゃなくても肉味噌は作れますが、ビタミンB1の疲労回復効果を考えるとやっぱり豚肉を採用。めんどくさい場合は味噌を一気に入れても構いませんが、2回に分けて最後に残りの味噌を足したほうが味噌の風味が残ります。

味付けはお好みで調整、僕は味噌多めが好きです。これだけでごはんが食べられるくらい濃い目に味付けておくと使いやすいと思います。

山用のポイントは「水分を徹底的に飛ばすこと」です。

要するに自家製ドライフードです。

低温でじっくり、1時間くらい煮詰めて水分を飛ばせば、20%以上重さが減ります。可能であれば50%くらい水分を飛ばしておきたいです。水分が少ないほうが軽いだけでなく保存性が高まります。

また油分が多い方がペミカン状になり、保存性が高まります。心配な方はオリーブオイルなどを入れて油分を多くしてください。長期の場合はその方が安全かもしれません。ただ私は油分が多いのは苦手なので、乾燥により保存性を高める方に注力しました。

ナス、白ごま、大葉、鷹の爪、豆板醤などを加えても美味しいですが、いろんな料理に使えるようにベースの肉味噌にはこれらは入れませんでした。必要に応じて後から入れれば料理の幅が広がります。

この1品でお肉も野菜も採れて栄養満点!ビタミンB1や梅効果で疲労回復も期待出来ます^^超万能肉味噌を山ごはんに使ってみてはいかがでしょうか。

とはいえ過信は禁物!食中毒等にはくれぐれもご注意ください。

皆様の山ごはんレシピのご参考の一助になれば幸いです^^

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