「達磨山の雪景色が見たい!」
2月入ってから僕の頭の中はずーっとこの思いにとりつかれていました。
1回目の大雪直後に、よし!達磨山の雪景色がみれるぞ!と思ったのだが、天気もすっきりせず、道もあちこち通行止め。やむを得ず断念しました。
そして先週の2回目の大雪。
やはり伊豆方面はあちこち通行止めということで、しばらく様子をみていました。
大雪から1周間がたち、戸田峠までの道は除雪されました。おそらくトレースも付いているだろうと思い2月の第4週の日曜日(この日は富士山の日でした)、ようやく念願の達磨山に行ってきました。
登山情報
【日程】2014年2月23日[日帰り]
【天気】晴れ。登山口外気温-1度。
【目的地】達磨山(982m)、金冠山(816m)
【標高差】254m(戸田峠728m)
【アクセス】車。修善寺戸田線チェーン規制あり。道路脇に雪が積み上げられており、道幅が狭くなっているところがあり走行注意。西伊豆スカイラインは未だ通行止め。
【駐車場】戸田峠駐車場。2箇所あるうち登山口のある東側駐車場は雪で入れない状態。西側駐車場は除雪されており使用可。50m程度しか離れていないので西側で問題なし。今回のコースからは外れるが達磨山レストハウスも除雪されており駐車可能である。
【コースタイム】8:02戸田峠-8:44小達磨山-9:40達磨山10:54-11:29小達磨山-1150戸田峠-1216金冠山1226-1238戸田峠
【コース状況】雪は40cm~50cmくらい。トレース上は基本的には踏み固められていましたが、3回位足を踏み抜き膝くらいまで埋まりました。アイゼンは達磨山で装着。計20人弱くらいの登山者とすれ違いました。
コースの参考サイト
達磨山、金冠山にはいくつかのコースがあります。こちらを参考にしてみてください。
巡り歩く ハイキング|伊豆市観光情報
金冠山|沼津市観光WEB
バス時刻表の参考サイト
道路状況の参考サイト
静岡県道路通行規制情報提供システム
静岡県 沼津雪ライブカメラ
戸田峠登山口
戸田峠の登山口から出発です。ちょうど戸田峠から金冠山の方に登られる方がいらっしゃいました。僕は達磨山から登ります。
ちなみに戸田峠は別名霧香峠(むこうとうげ)とも言うそうです。海から吹き上げてくる風で霧が発生しやすいのでしょうか。4月中旬~下旬になると山一面にマメザクラが咲き誇ります。その時期をねらって登るのもお勧めです。
戸田峠~小達磨山
2度の大雪により登山道は雪に埋もれていますがちゃんとトレースはあります。
登山道に木の枝が覆いかぶさっており、屈んだり四つん這いにならないと通れないところもありました。雪のため足元が普段より高い位置にあるせいです。
達磨山とは思えない雪景色です^^
右手には戸田の街と港が見降ろせます。
雪、戸田港、駿河湾。普段はなかなか見れない光景なのではないかと。
小達磨山です。ここは展望がありません。
小達磨山-西伊豆スカイライン
小達磨山からは少し下りになります。
一旦西伊豆スカイラインの道路に出ます。50mほど車道を歩くとまた登り口があります。
西伊豆スカイライン-達磨山
再び登りになります。
少し登ると西伊豆スカイラインが見降ろせます。富士山は頂上が少しだけ見えています^^写真下に写っているお二人は、ここまでで唯一すれ違った登山者でした。
振り返るたびに写真を撮りたくなってしまいます。
達磨山
山頂からの富士と駿河湾です。山頂の雲が下がってきて富士山の見える範囲が増えてきました^^
山頂の雪も入れて。
ここで大休止。少し遅い朝食としてコーヒーとホットサンドをがっつりいただきました。その様子はこちら。
【簡単】はじめてのホットサンド【山ごはん】
休憩後、戸田峠まで戻ります。
ちなみに山頂から伽藍山方面へのトレースはありませんでした。
戸田峠-金冠山
戸田峠から金冠山までは0.7kmくらい。
レストハウスからの道はこんな感じです。写真では見にくいですがトレースはあります。
金冠山
金冠山山頂です。達磨山は何度も登ったことがあるのですが、金冠山は初登頂でした(地元の山なのにごめんなさい)。
霞んではいますが富士山も見えています^^
山頂からの景色は素晴らしいです。富士山がくっきり見える日にもう一度来よう!そう強く思いました。
ソライロポイント
今回のソライロポイントはこちら。
・達磨山、金冠山はからは日本が世界に紹介した駿河湾側越しの富士山の景色が堪能できます。
・人も少なく静かな雪の登山道が、しばらくの間楽しめそうです。
穏やかな天気の中で、達磨山・金冠山ではあまり見慣れない雪の登山道を楽しんできました。富士山は雲隠れかなぁと諦めていましたが、さすが2月23日の富士山の日です。ちゃんとお顔をみることことができ大満足の一日でした。