先日は私が住んでいる静岡県でも、初めての新型コロナウイルス感染者が出てしまいました(2020年3月執筆時)。
そして2021年8月には静岡県にも緊急事態宣言が発令されるまで感染が拡大しています。
日に日に、世界中に感染が広がっていく ウイルス に、大きな不安を感じている方も多いと思います。
きちんとした対策方法について知りたい方は、政府や自治体のサイト、医師や病院などが発信しているの情報を参照してください。(わたしは医療関係者でも感染症の専門家でもありません)
ここでは私が日々の生活で心がけていること、実践していることを紹介します。
わたしの新型コロナウィルス対策
(1)基本的な対策
何よりも基本はマスク、手洗い、換気です。
外出時には必ずマスクをします。外出先から帰ってきたら念入りに手を洗いをしてます。
また休みの日のイベント、スポーツ観戦なども控えてます。そして人混みを避けるだけでなく、可能な限り人と接する機会自体を避けるようにしています。オンラインで済むことはオンラインで済ませます。
自分が住んでいる地域の感染状況によって臨機応援に対応することも大事です。まん防や緊急事態宣言が出ているときは、不要不急の外出自体を控えています。
(2)高性能マスク
不織布マスクが手に入らなかった時期には手づくりの布マスクも多用しました。しかし不織布マスクが普通の価格で手に入るようになり、不織布マスクの優位性が明らかになってからは布マスクやウレタンマスクは一切使わないようになりました。
マスクというのはウイルスという敵から自分の身を守るための唯一といっていい防具です。ここを妥協する理由はないと考えてます。
マスクをつける時間が長くなるので快適さ等も大事になりますが、そのせいでマスクの性能を妥協してしまったら本末転倒だと思います。
普段は使い捨ての普通の不織布マスク、リスクが高い可能性がある場面では高機能マスクというように使い分けています。リスクの高い可能性がある場面というのは、例えば混雑した病院や、換気がしっかりされてるかわからない室内に一定時間入らなければならない、面と向かって人と話をしなければならない場面などでは高性能マスクを付けるようにしています。
さて、それでは高機能マスクとはどのようなものでしょうか?
性能的には医療用のN95マスクがもっとも信頼できるマスクと言えます。しかし、短時間ならまだしもさすがにN95マスクをつけて日常生活を送るのはしんどすぎるので現実的ではありません。
そこでマスクのフィルター性能と、長時間つけたときの快適さ、この2つの点をバランスよく併せもっていると思われるマスクを使うようにしています。
わたしのおすすめはKF94マスクです。柳葉型、ダイヤモンド型マスクとも言われているようです。
このマスクなにがいいのか?といいますと、立体型なので口元に空間がありとても呼吸がしやすいです(女性の場合はマスクに口紅やお化粧がつきにくいそうです)。しかも顔とマスクの間に隙間ができにくいのでフィット感も高いです。N95と同レベルと言ったらいいすぎかもしれませんが、それに近い性能があると言われています。
もう1つおすすめはKN95マスクです。こちらはN95と同等レベルと言われています。やはり口元に空間があるので呼吸がしやすいです。フィット感も高く隙間ができにくいです。
どうしてもリスクの高い場所に行かなければならないときに、こういうマスクを持っていると少し安心できます(もちろん過信は禁物です)。
(3)ワクチン接種
マスクが防具なら、ワクチンは ウイルスという敵と戦うための唯一の武器だと思います。
100%の感染を防ぐことはできませんが、重症化を防ぐ効果も高いため、コロナ禍を生き抜くためにはワクチン接種は必須だと思います。
※わたしは2021年9月時点でようやく2回接種することができました。
(4)保存食でウイルス対策
上記の基本的な対策に加え特に私が心がけているのは、レモン、ザワークラウト、梅干し、干し柿などの保存食を食べることです。
当然ですが、これらを食べたからといって、新型コロナウイルスに感染しなくなるわけではありませんのであしからず。体にいいもの、栄養のあるものを適度に摂取して免疫力を高めてウイルスに対抗しよう!ということです。
レモンとみかんでビタミンC摂取
レモンとみかんはビタミンCをたくさん含んでいます。
きのう八百屋で、無農薬の西浦産レモンが3個100円で売ってました。やすっと思い、即購入しました(イシバシプラザ内マルゴさんにて)。
このレモンはレモンシロップにします。保存食にしておけば、長期間いつでも簡単に食べれるので、おすすめです。
また西浦の寿太郎みかんやはるみなどをスーパーでちょこちょこ買ってきては食べてます。
先日も、清水のはるみを土産に頂いたのですが、これがめちゃくちゃ甘くてみずみずしてく美味しかったです。それ以来はるみもよく食べるようになりました。
ビタミンCに画期的なウイルス撃退効果があるわけではありませんが、適度に摂取することで免疫力の向上が期待できると考えています。
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国産レモンは3月までが旬ですので、今のうちにいろんな保存食を作っておくのもおすすめです!
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大航海時代、壊血病を解決したザワークラウト!
15世紀から17世紀半ばにいたる大航海時代、長い航海で長期間船上で生活をしなければならなかった海の男達に襲いかかったのは、ビタミンC不足により引き起こされた「壊血病(かいけつびょう)」だったそうです。
壊血病は、出血性の障害が体内の各器官で生じる病気でビタミンC欠乏状態が数週間から数カ月続くと症状が出現する。
Wikipedia
「壊血病」により、当時、200万人の船乗りが命を落としたと言われています。
長い航海でのビタミンC不足を補い「壊血病」の解決の一翼を担ったのが、ドイツの保存食「ザワークラウト」だったとか。ビタミンCは加熱に弱いですが、ザワークラウトは生のキャベツを塩漬けにしただけの漬物です。ビタミンCたっぷりの発酵食品なのです。
もちろんコロナウイルスに対してザワークラウトが効き目があるわけではありませんが、わたしは「壊血病」を吹き飛ばしたザワークラウトを毎日食べ、ビタミンCをたっぷり摂取することでウイルスに負けない体づくりを心がけています。
春キャベツが1玉あれば、塩漬けにするだけでザワークラウトが作れます。
家にいる時間が長い時期ですので、ザワークラウトづくりで気分転換してみるのもおすすめです(‘ᴗ’)
ドイツの保存食である「ザワークラウト」は、日本でいうところの「キャベツの漬物」です。どちらも乳酸菌が発酵した発酵食品です。本記事では、ザワークラウトを作るのに適した時期、材料、作り方、保存方法、失敗しないコツについて解説[…]
ウイルスに負けない梅干しの効能
毎年梅の季節には梅干しを作っていますので、うちには自家製梅干しがたっぷりあります。
梅干しに多く含まれているクエン酸には強い殺菌作用があり、梅酢に含まれる「梅酢ポリフェノール」にはインフルエンザウイルスの増殖を抑え、感染力を弱める効果があるという話もあるようです。ただ仮に梅酢が新型コロナに対してなんらかの効果を持っていたとしても、梅干しの果汁をマスクに塗ってもおそらく効果は期待できないと思います。それはウイルスというのはマスクの隙間から入ってきてしまうものらしいので。
しかし梅干しは糖尿病の予防、血圧上昇を抑えて動脈硬化を予防する効果などを期待できます。体にいいのは間違いありません。
1日1梅干しがわたしの習慣です。
梅の季節になったら梅干し作りをしてみてはいかがでしょうか。
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手軽に作れる梅シロップもおすすめです(‘ᴗ’)
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柿が赤くなれば医者は青くなる!?
干し柿に大量に含まれる柿タンニンには、インフルエンザウイルスを不活性化させるがあるそうです。これは大学の研究などですでに発表されていることで、各種メディアにも取り上げられていました。(参考:広島大学 )。
新型コロナウイルスにも同様の効果があるかどうかは不明ですが柿タンニンの今後の研究成果に注目です。
新型コロナウイルスに対する効果の有無にかかわらず、干し柿はたいへん美味しいので食べるだけ幸せな気分になります。またβカロテン、ビタミンA、ビタミンCなど栄養素も豊富で「柿が赤くなれば医者は青くなる」と言われるくらいですから。
体にいいものを摂取して、ウイルスに負けない体を作りたいです。
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最後に最近の私のお気に入りの食べ方を。
干し柿の横から切り込みを入れて、そこにサンドするように一口サイズのチーズ挟みます。チーズの塩気とまろやかな味わいとあまーい干し柿の組み合わせが、口の中で溶け合って絶妙のハーモニーを奏でてくれます(๑‘ڡ’๑) 普通の干し柿とはまた違う新しい味で、癖になる美味しさ!まじおすすめです。
干し野菜を備蓄
コロナの影響でラーメンなどのインスタント食品などが品薄で購入できないようなことはありますが、野菜などの生鮮食品は問題なく購入できています。それでも、万が一のために少しずつ野菜を備蓄しておくようにしています。
野菜を備蓄するには干し野菜が一番です!
常温保存も可能なので、買い物の回数も減らせることができます。冷蔵庫に入れてなくてもいいということは、電気が使えない状況でも野菜を保存できるということです(そんな状況にならないと思いますが)。
栄養価も旨味も保存性も高まる干し野菜は、災害時にとても役に立つ食材であり、ノウハウだと思います。
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(5)行動履歴の記録
もし、万が一ウイルスに感染してしまったときのことを考えて、スマホの「Googleのロケーション履歴」をONにしました。
コロナウイルスに感染してしまった場合、いつどこに行き、誰と会ったのかという情報を過去何日にもさかのぼって伝える必要があります。はっきり言ってそんなのいちいち覚えてないし、毎日記録をつけるもの大変です。
このロケーション履歴ONにしておけば、自分のGPS情報が自動的に記録されます(自分にだけ見える状態です)。
Google Mapアプリの設定、またはGoogleアカウントのGoogleロケーション履歴の設定からONにできます。
この情報があれば、万が一コロナに感染した場合に、自分の行動履歴(いつ、どこに行ったのか)がわかるはずです。自分の記憶力に不安がある方、記録を付ける時間のない方はONにしておくことをおすすめします。
ソライロノート
いちばん大事なのは基本的な対策をきちんと実践することだと思います。
またレモン、ザワークラウト、梅干し、干し柿だけを食べてても栄養バランスが悪くなってしまうので、栄養のあるもの、体にいいものをバランス良く摂取することを心がけて、新型コロナウイルスに対抗していこうと思います。
ウイルスに負けずにがんばりましょう!
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