※ソライロ遍路53日間の全貌、ツイートしきれなかった部分も余すところなく織り込んでます。
5月14日、お遍路54日目。
お遍路は53日目で終了なのだが、厳密に言えば家に帰るまではお遍路。
というわけでお遍路54日目は、ビジネスホテルアクセス阿波のベッドで朝3時半に起きた。個室のベッドはお遍路を通しても久しぶり、クッションがききすぎてかえって違和感、お遍路を終えた興奮もあってかあまりよく眠れなかった。
53日目はこちら。
53日目-1 ラストナンバーにて結願、そして奉納
53日目-2 八十八番札所の先、四国一周をつなぎ閉幕
朝食
朝飯は残っていた行動食で簡単にすませた。
今日の予定
「歩いて家に帰る」というのも考えないでもなかったが、体力的にも、時間的にも、金銭的にも難しかったので普通に電車で帰ることにした。
JR徳島線鴨島駅まで約4キロを歩き、あとは電車にのって沼津へ帰るのみ。地図よりもYahoo!乗換案内が重要になる。
行きは18切符が使えたが、帰りは18切符期間ではなかったので残念ながら使用できない。沼津から四国は鈍行でも1万円を越える電車賃が掛かる。東京までなら電車より安い高速バスという手段もあるが、残念ながら沼津への直行便はないようだ。
参考までにアクセス阿波の部屋を撮っておく。
コンパクトになったザック。最初からこのくらいのパッキングになっていたら、、^^;
とても清潔なビジホだった。時間に余裕があったので、ホテルのロビーで無料のコーヒーをいただてから出発!
4時半前にアクセス阿波を出発。
鴨島駅へ
鴨島駅までは歩いて4キロ。金剛杖を奉納してから歩くペースがガタ落ちしていたので、電車の時間にはかなり余裕をもたせてある。四国の風景も見納めなのでゆっくり歩こう。
10分ほど歩くと、東の空が染まってきた。
阿波中央橋を渡る。四国三郎吉野川も染まってきた。しばし足をとめ、朝のスペクタルショーを堪能した。
スーパーマルナカもこれで見納めかと思うとさみしい。
チャンネルカン(茶寝館)という面白い名前のゲストハウスがあった。駅に近いし、昨日のうちにみつけていればここでもよかったなぁと。
鴨島公園のトイレ、奥に東屋もみえお遍路さんらしき人が休んでいた。
鴨島駅に到着。地元の方に声をかけられ、お遍路の話で盛り上がっていたら電車の時間が近づてきた。
切符を買いホームへ。さーて帰るか。
四国の車窓から
鴨島の駅を出る。
なんとなく見覚えがある駅だなぁと思ったら、一番札所霊山寺最寄りの板東駅だ。お遍路0日目に降りた駅、ここからソライロ遍路が始まった。
志度駅で電車待ち。つい2日前にお参りした志度寺も懐かしく思える。
ベンチにお遍路さんがいた。
車窓から見える山。左のとんがっている頂は五剣山じゃないだろうか。五剣山も2日前か。
今度は屋島が見えてきた。屋島寺に泊まったのはつい3日前、ずいぶん昔のように思えてしまう。
高松駅で最後の讃岐うどん。天ぷらぶっかけうどん。
瀬戸大橋を渡り本州へ。さよなら四国、また来るよ
沼津着
鈍行を乗り継いで沼津駅に到着したのは20時過ぎだった。
出納帳
・天ぷらぶっかけうどん(高松駅) 450円
・電車賃(JR) 11,060円
【集計】
宿泊費:0円
風呂:0円
洗濯:0円
食費:450円
日用品:0円
お参り:0円
移動費:11,060円
合計:11,510円
ルート
Googleマップ(別窓)
ルート:424アクセス阿波-523鴨島駅-(電車)-2019沼津駅-2035帰宅
※アクセス阿波から鴨島駅までのデータ
・合計時間:59分
・合計距離:3.92km
・最高点の標高:30m
・最低点の標高:15m
・累積標高(上り):0m
・累積標高(下り):0m
54日目GPS(ヤマレコ)
ソライロノート
朝は徳島にいたのに夜には自分の家。鴨島駅から沼津まで距離にして770キロくらい。1200キロを53日かけて歩いたのに、お遍路の半分以上の距離を一日にして帰ってきた計算だ。味気ないといえば味気ない。
これをもし歩いていたら、あと30日くらいかかっただろうか、、、。行きも帰りも歩いたら更に倍。
家を出発してお遍路へ。
Home to お遍路
究極のお遍路歩き旅だよだなぁ
いつかそんな旅ができたら
まあなんにしろ、今は1200キロ旅の疲れを癒やしたい。飯も食べずに54日ぶりの寝床についた。
【ソライロ遍路準備編】
【ソライロ遍路移動編】
0日目 沼津から四国に向けて、いざお遍路の地へ!
54日目 家に帰るまでがお遍路
【ソライロ遍路各県初日】
徳島編:1日目-1 ソライロ遍路スタート!
高知編:11日目-1 朝から雨、徳島から高知へ入る
愛媛編:30日目-1 松尾峠を越え、第三の地伊予の国へ
香川編:46日目-2 やまじ風吹き荒れるなか六十六番札所雲辺寺、初めての通夜堂泊