先日家で試作したメスティンでマカロニ&チーズを山で実践してきました!山でやる上で試作段階とはいくつかやり方を変えましたが、一番の違いは水漬けパスタ方式を採用した点です。
マカロニ&チーズは、マカロニとチーズを合わせただけのアメリカのママの味です。いかにもアメリカンな感じの料理ですが、これは山でも簡単にできるんじゃないかと思い、メスティンを使って試作してみました。 [adcode] 作り方[…]
材料
・マカロニ 60g
・茹で塩 1-2g
・水 140ml
・薄切りベーコン 適量
・ミックスベジタブル 適量
・冷凍ブロッコリ 1房
★薄力粉 小1
★全粉乳 6g(スキムミルク可)
★粉末マスタード 小1/4(チューブマスタード可)
★鶏がらスープの素 1つまみ
・バター 5g
・ピザ用チーズ 50g
・チェダーチーズ 1枚(スライス)
・乾燥パセリ 適量
・オリーブオイル 適量
(・塩・黒胡椒 適量)
<<ポイント!>>
全粉乳を使用していますが、これは牛乳60ml分です。牛乳を使用する場合は、その分水の量を減らしてください。
前日準備
1.ベーコン、ブロッコリは適当な大きさに刻んでおきます。ブロッコリはミックスベジタブルと一緒に入れておきます。
2.★の粉類を合わせておきます。
3.水漏れしない容器に水、マカロニ、茹で塩を入れておきます。
<<ポイント!>>
茹で時間8分~12分のARBELLAのマカロニを使用しました。早茹でパスタは水に漬けておくとパスタ自体が溶けてきてちぎれたりしてしまうので、早茹でパスタ以外のマカロニを使うことをおすすめします。
調理道具
・ストーブ:PRIMUS ウルトラ・スパイダーストーブ
・クッカー:trangia メスティン TR-210
・風防:MSR ヒートリフレクターウィンドスクリーン
・ガス:PRIMS GAS CARTRIDGE IP-110
・容器類:nalgene 30ml、nalgene 250ml
・その他:木製プレート、トング、調味料入れ、スフォーク、シリコン鍋敷きなど
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作り方
1.メスティンにオリーブオイルを入れ、ベーコンと野菜を炒めます。
2.メスティンに水漬けパスタを水ごと入れて茹でます。
<<ポイント!>
水に漬けたパスタは白くなり、水にはパスタのでんぷん質が溶け出していますが問題ありません。
3.パスタの色が白から本来の色に変わるまで茹でます。通常1分程度で色が変わるはずです。
4.★の材料(薄力粉、全粉乳、粉末マスタード、鶏ガラスープの素)とバターをメスティンに入れ混ぜ合わせます。
<<ポイント!>>
水の量は最小限にしているので、もし足りないようだったら足してください。(今回は水10mlを加えました。風の影響で火力が弱かったため、茹で時間が長くなってしまったせいだと思います。)
いい感じに混ざるととろみがついてきます。
<<ポイント!>>
この段階で味見をして塩、黒胡椒で味を整えておきます。※今回は塩、黒胡椒はしませんでしでした。
5.とろみが付いたら火を止め、チーズを合わせ予熱で溶かします。
かき混ぜるとチーズが溶けてきます。
6.乾燥パセリをトッピングしたら完成!
美味しかったですb
ソライロノート
マカロニ&チーズの味のポイントはある調味料です。
アメリカのマカロニ&チーズにはほぼ必ず入っているのですが、いくつかみたクックパッドのレシピでこの調味料を入れてるものはありませんでした。
その調味料はマスタードです。これがいいアクセントになって美味しいんです♪
また今回水漬けパスタ方式にしましたが、これには理由があります。
実は天気予報で当日は風が強い中で山パスタをすることが予想されました。山パスタをする上で、風は最大の敵です。風が強いと風防をしても、どうしても風の影響を受けてしまい、火力が弱まります。そうするとパスタを美味しく茹でることができなくなってしまいます。そこで水漬けパスタです。
こういう悪条件の時は、茹で時間が短くてすむ水漬けパスタ方式が有効なのではないかと思い、今回採用してみましたが結果はバッチリでした。風が強く吹いていたので少し茹で時間が長くなりましたが、ちゃんと美味しいパスタに仕上がりました。
水漬けパスタ方式は悪条件でも使えるいいやり方だと思います(冷凍パスタもあり)。
皆様の山パスタライフのご参考の一助のなれば幸いです^^