![はじめての土作り_畑を耕す](https://soraironote.com/wp/wp-content/uploads/2019/05/75f7a7f9ead734171450ca7e26878614.jpg)
畑を借りたら、まずやらなければならないのが土作りです。普通は冬の間に土作りを進めていくそうなのですが、私の場合は4月から始めたので、急がなければなりません。
正直に言うと、最初は「え!?土って作らなければならないの?」と思ってました、、、タネを播いて水と肥料を施せば、野菜は勝手に育つくらいにかんがえていましたが、どうやら間違っていたようです。
畑の土ってどうやって作るんでしょうか?図書館で本を借りてきたりネットの情報などを調べ、みようみまねで土作りの開始です。
ソライロ農園1年目、これまでの経過ははこちら。
素人が畑を借りて週末百姓生活はじめました!
はじめての土作りのやり方
土作りの基本
![いらすとや_畑・田んぼを耕す人のイラスト](https://soraironote.com/wp/wp-content/uploads/2019/05/d4b96fdce55f96637929ef50b85b7c30-300x300.jpg)
良い土を作らないと美味しい野菜は採れないようで・・・「野菜づくりは土作りから」が基本とのこと。
野菜づくりにはこんな土が向いてるようです。
・水はけ、水持ち、通気性が良い
・ふかふかしている
・弱酸性
・微生物がたくさんいる
このような土を作るには、どうすればいいか?
・畑をよく耕す
・堆肥をたくさん投入
・石灰を適度に投入
この3つが基本のようです。
土作り1日目
1.草取り
さっそく畑を耕そう!と少し手をつけたのですが、すぐにあることに気づきました。
![はじめての土作り_雑草だらけの畑](https://soraironote.com/wp/wp-content/uploads/2019/05/ae40e0ea30ffe55b3d52d5e4949ba428.jpg)
見ての通り雑草がすごいんです。そもそも私がこの畑を受取る前は、数ヶ月間使われていなかったそうなので、、、。その後管理者の方が一度耕運機を掛けてくれたそうですが、それでも草がたくさん残ってます!あと、耕運機で土の中に潜ってしまった見えてない草もたくさんあるようで、、、。
というわけで、畑を耕す前にまずは草を取り除きましょう!
![はじめての土作り_1草取り_雑草を取る](https://soraironote.com/wp/wp-content/uploads/2019/05/ded2137e8def18faa6a1d2085eefaf48.jpg)
![はじめての土作り_1草取り_雑草を取る2](https://soraironote.com/wp/wp-content/uploads/2019/05/ec3de775580f923d0fad6bc0ae014733.jpg)
だいぶ集まりました!
![はじめての土作り_1草取り_だいぶ集まりました](https://soraironote.com/wp/wp-content/uploads/2019/05/39c94aa4b223d4df4c0b8564f03d3b6e.jpg)
さて、この雑草どうしようかなぁと思っていたところ、同じ敷地内の畑を借りている方がちょうど通りがかり「抜いた草は畑の隅に穴掘って埋めておけば、そのうち堆肥になるよ」と教えていただきました。
早速、畑の隅に穴を掘ります。
![はじめての土作り_1草取り_畑の隅に穴を掘る](https://soraironote.com/wp/wp-content/uploads/2019/05/e1134bdaba3361d5b4a4cccb639b9cc0.jpg)
雑草を埋め、土をかぶせて踏み固めておきます。
![はじめての土作り_1草取り_雑草を埋める](https://soraironote.com/wp/wp-content/uploads/2019/05/8422687a78ea22e1af1f5792ecb4b988.jpg)
![はじめての土作り_1草取り_土をかぶせて踏み固めておく](https://soraironote.com/wp/wp-content/uploads/2019/05/0bf588099029c92bca132c1781318159.jpg)
どのくらいの期間で堆肥になるのかわかりませんが、埋めたのは植付枠の外なので、気にせず放置しておきます。
2.畑を耕して、フカフカにする!
準備が終わりましたので、ようやく畑を耕します。畑を耕すのは土を柔らかくフカフカにするためです。
このためにホームセンターでスコップと鍬を購入しました。
畑を耕すというと鍬で耕す絵が思い浮かびますが、最初は深く掘り起こすためにスコップの方が効率がいいようです。
スコップに体重をのせ、土の中に埋めて掘り起こすという作業を繰り返し、畑全体を掘り起こしていきます。
まずは畑の枠に沿って掘り起こしていきます。
![はじめての土作り_2耕す_枠に沿って掘り起こす](https://soraironote.com/wp/wp-content/uploads/2019/05/19708c95a3d722872b1c120ace85f221.jpg)
枠完了。まだまだ草が出てくるので、並行して目につく草を取り除いていきます。
![はじめての土作り_2耕す_枠を耕したら草が出てきた](https://soraironote.com/wp/wp-content/uploads/2019/05/dd2fc7ed181fe76d7b4cc15e62b5574f.jpg)
続いて内側も同様に掘り起こしていきます。
![はじめての土作り_2耕す_内側を耕す](https://soraironote.com/wp/wp-content/uploads/2019/05/e35a7ed8a97ab5d51826d9e73b93f41b.jpg)
カラスがよってきました。まだ作物は何もないとはいえ、気軽にカラスに入ってこられるのはちょっとヤな気分です(´・ω・`)
![はじめての土作り_2耕す_カラス](https://soraironote.com/wp/wp-content/uploads/2019/05/7f3867a09448713f1c3beaa8ae4ff386.jpg)
![はじめての土作り_2耕す_内側を耕す2](https://soraironote.com/wp/wp-content/uploads/2019/05/770e900d19dd58c9317480154956536d.jpg)
最初は調子よくやっていましたが、だんだんしんどくなってきましたが、なんとか掘り起こし完了です(汗)
![はじめての土作り_2耕す_掘り起こし完](https://soraironote.com/wp/wp-content/uploads/2019/05/aacee7cff1ee8c4162dd0415d417c110.jpg)
ちょっとは畑らしくなってきたような気がしますが、まだまだやることがあります。
3.堆肥を投入して微生物を増やす。
次は堆肥を投入します。どういう堆肥がいいのか?とかそういうところまで勉強できていません。とりあえず目についたバーク堆肥(40L)を3袋買ってきました。
これを畑全面に均等にまきました。ちょっと足りないかなぁという気がしました。もう3袋くらいまいた方がよかったかもしれません。
![はじめての土作り_3堆肥投入](https://soraironote.com/wp/wp-content/uploads/2019/05/6e9767e58c917b4ca3c6844c5e0c3e35.jpg)
4.石灰を投入して酸度を下げる。
日本は雨が多いので、畑の土は酸性に傾きやすいそうです。本来は酸度計を浸かってPHの数値を測った方がいいのですが、酸度計は持っていないので、苦土石灰を適当にまいておきます。1平方メートルで100-150gくらいが目安のようです。
![はじめての土作り_4苦土石灰投入](https://soraironote.com/wp/wp-content/uploads/2019/05/b6a0b05fce1c523b50e89a9aab9dd951.jpg)
ただ、石灰まきにはちょっとだけ自分ルールを作りました。畑を南北に3分割し、一番北側には一切まかず、真ん中は少しまき、南側は多めにまきます。作物によって適切な酸度は変わってくるので、そのあたりを調整するために段階を付けておいた方がいいのでは?と考えたからです。
![石灰の量](https://soraironote.com/wp/wp-content/uploads/2019/05/0a96710baa21914c31e810d3a007864a.jpg)
5.鍬で混ぜる
最後に、土と堆肥と石灰が混ざるように、鍬で混ぜておきました。
![](https://soraironote.com/wp/wp-content/uploads/2019/05/69d69b21f32a02d2161607101272c9be.jpg)
![はじめての土作り_5鍬で混ぜる2](https://soraironote.com/wp/wp-content/uploads/2019/05/49abbca704b377138c933999716f7cd5.jpg)
![はじめての土作り_5鍬で混ぜる3](https://soraironote.com/wp/wp-content/uploads/2019/05/b684c26d939e00626644023532460bd3.jpg)
この鍬で耕す作業が一番しんどいです。姿勢が前かがみになるので、腰がイタイです、、、休み休み作業しつつ、草もとりつつ、なんとか全体が終わりました。
これで土作りが完成です!
![はじめての土作り_とりあえずの完成](https://soraironote.com/wp/wp-content/uploads/2019/05/fd88749f7b7d14c7432ff7fa3411a63a.jpg)
ソライロノート
6時間くらいぶっ通しで作業し、ヘロヘロになりながらも、なんとかここまでできました。朝、畑に来たときは草ボウボウでしたが、少しは作物が育ちそうな畑っぽくなってきたような気がします!
反省点としては、堆肥をもっとまけばよかったかなぁと。肥料効果がある牛糞堆肥なども混ぜた方がよかったのかもしれません。いずれは堆肥を作るところから自分でやってみたいです。
それと、まだ土の中に草が結構残っています。これを取り切るのが大変ですが、次回作業時に、もう少しとらないとなぁと、、、
早く作物を植えるところまでたどり着きたいですが、苦土石灰をまいたところは10日くらいは間をおかないとなりません。石灰をまかなかったエリアはすぐにでも植付を始められるので、何を植えるか考えないとなりません。
【ソライロ農園シリーズ】
1.素人が畑を借りて週末百姓生活はじめました!
2.はじめての土作り【4月前半】
3.春の菜園計画【4月前半】
4.畝作りとはじめての植え付け【4月前半】
5.じゃがいもの芽と鷹の爪・唐辛子・ピーマンの植付け【4月後半】
6.春じゃがいも収穫までの道のり
7.ズッキーニを育てる(1)定植から初めての収穫まで【5月】
8.春じゃがいも2回目の収穫
9.ズッキーニを育てる(2)受粉順調、収穫真っ盛り!【6月】
10.ズッキーニを育てる(3)突然の異変!そして終焉へ【7月編】
11.春じゃがいもの土中保存を回収
12.きゅうりを育てる(1)定植から一番花【5月】
13.きゅうりを育てる(2)収穫日和【6月】
14.きゅうりを育てる(3)短い夏の終り【7月】
【野菜の保存方法とレシピ】
【じゃがいもの基本情報】 名前:じゃがいも/馬鈴薯(ばれいしょ)原産地:南米アンデス山脈のチチカカ湖周辺。保存適温:10-13度科:ナス科旬:5-7月栄養成分:主成分はデンプン、他にもビタミンC、ビタミンB1、カリウム、ナイ[…]
【ピーマンの基本情報】 名前:ピーマン/西洋唐辛子/甘唐辛子原産地:中央、南アメリカの熱帯地方保存適温:10度科:ナス科旬:6-9月主な栄養成分:抗酸化作用成分のβカロテン、ビタミンE、ビタミンCが揃い、中でもビタミンCの含[…]
【ズッキーニの基本情報】 名前:ズッキーニ/つるなしかぼちゃ原産地:北アメリカやメキシコ保存適温:10-20度科:ウリ科旬:6-8月主な栄養成分:βカロテン、ビタミンC、カリウム、亜鉛、食物繊維。βカロテンが豊富なので体の免[…]
【きゅうりの基本情報】 名前:きゅうり(胡瓜)/黄瓜原産地:インドのヒマラヤ保存適温:10-13度科:ウリ科旬:5-8月主な栄養成分:成分の95%は水分で、ビタミンCやカリウムが含まれている。カリウムには利尿作用がありデトッ[…]
【バジルの基本情報】 名前:バジル/バジリコ原産地:熱帯アジアやインド保存適温:度科:紫蘇科旬:7-8月主な栄養成分:βカロテン、ビタミンE、カルシウムなどを含んでいる。香り成分のリナロールには食欲増進やリラックス効果、集中[…]
【ゴーヤの基本情報】 名前:ゴーヤ/ゴーヤー/苦瓜(にがうり)/ツルレイシ原産地:熱帯アジア科:ウリ科旬:6-8月栄養成分:苦味成分の元、モモルデシンはコレステロール低下する作用、加熱に強いビタミンCも豊富、他にカリウム、カ[…]