4月も後半になりました。まだじゃがいもと里芋の以外の6つの畝は手付かずです。早く畑一面を野菜いっぱいにしたいです。
ソライロ農園1年目、これまでの経過ははこちら。
1.素人が畑を借りて週末百姓生活はじめました!
2.はじめての土作り【4月前半】
3.春の菜園計画【4月前半】
4.畝作りとはじめての植え付け【4月前半】
じゃがいもの芽と鷹の爪・唐辛子・ピーマンの植付け【4月後半】
【4月第3週】
現状は①じゃがいも、②里芋の定植まで終わっています。③~⑧の畝はまだ手を付けていません。
じゃがいもと里芋の定植から1週間経過
じゃがいもと里芋の定植から一週間がたちました。
まだじゃがいもと里芋は芽は出ていないようです。
余ったじゃがいもの種芋の始末に困っていましたが、枠外に小さな畝を作り、ここに植えてしまいました。ロープよりも手前側の小さな畝が、枠外のじゃがいもです。
ただこれはあくまでもおまけなので世話もせず放っておく感じでいこうと思います。
マルチング
今回はあらたに③の畝に手をつけます。ここは計画表には「唐辛子、トマト」とありますが、実際にはピーマン、唐辛子、鷹の爪、トマト(すべてナス科)を苗で植える予定です。参考にした本によると、ピーマン、唐辛子、鷹の爪は熱帯原産の野菜で寒さに弱くマルチングでの栽培が進められていたので、ここの畝は「黒マルチ」を張ってみようと思います。
「黒マルチ」とは?
黒マルチというのは黒いビニールシートでマルチングすることで「黒マルチ」とか「黒ポリマルチ」などと言われます。家庭菜園やガーデニングをされたことがなければ、マルチングという言葉自体が初見かもしれません。マルチ(mulch)とは植物の根元の土を覆いって保護することで、藁を敷いたり草を敷いたり、ビニールシートで覆ったりします。マルチングをすることで、雑草を抑制する効果や、保湿、保温効果があるそうです。
黒マルチ用の黒いビニールシートは、専用資材がホームセンターなどに売っています。早速始めましょう。
これが黒いビニールシートです。
端を土と鍬で押さえます。
シートを敷いていきます。
畝のサイド側もビニールに土をかぶせて押さえていきます。
仮止めしていた端をぜんぶ土に埋め押さえつけて、ビニールを固定します。
③の畝のマルチング完了です。
里芋の畝もマルチングしておきました。これだと里芋の芽が出てきた時にわかりにくいですが、里芋もマルチングして地温を上げた方が芽が出るのが早いとおすすめされていました。
③鷹の爪、唐辛子、ピーマンの定植
この日③畝に植えるナス科の苗たち。鷹の爪4株、唐辛子4株、ピーマン6株になります。
苗を植え付ける位置に仮置きしてスペースを調整します。残りのスペースが思ったより少ないので、全畝を使ってしまったほうがいいかなぁとも思ったのですが、トマトは絶対育ててみたいので左のスペースは開けておきます。
株間、条間ともに30cmにしました。
缶詰の空き缶を使って、シートごと土に穴を開け1株ずつ苗を植えます。
株の横に1m20cmの支柱を立てました。ピーマン、唐辛子、鷹の爪はみんな茎がふにゃふにゃしていて弱そうです。
紫蘇の種まき
続いて⑦の畝に手を付けます。ここは紫蘇の畝。紫蘇はたくさん収穫したいので、⑦の畝いっぱいに種を蒔いておきます。8割り赤紫蘇の種を蒔き、残りの2割りだけ青紫蘇の種を蒔きました。
種を蒔いた後、土を押さえておきます。
水もたっぷり。
黒マルチ2列、鷹の爪、唐辛子、ピーマンの植付けと紫蘇の種まきが完了しました。
【4月第4週】
じゃがいもの芽
定植から8日目、ついにじゃがいもの芽がでましたー!!
パッと見は何もないようですが、よくみると芽です!これは雑草ではなく、間違いなくじゃがいものはずです。
まだ、出てる芽の方が少ない感じでした。
一方里芋の方は、黒マルチが張ってあると全然わからないので、上から手で触ってみましたが、まだのようででした。
じゃがいも定植から10日目。
14日目、じゃがいもは順調です!
じゃがいもの葉の上でナナホシテントウ虫が日向ぼっこをしてました。てんとう虫はアブラムシを食べてくれる益虫です。
こっちにはナナホシテントウの幼虫もいました。幼虫もアブラムシをたくさん食べてくれるそうです。
誘引の結び方と支柱の補強
唐辛子、ピーマン、鷹の爪を支柱に結びしけるとき、最初はビニール紐で支柱に結んでいましたが、100均の麻ひもに変更しました。
結び方は、茎側をゆるくわっかにして支柱側に8の字になるように通します。支柱にはクローブ・ヒッチ(巻き結び)&止め結びで固定します。
ただの8の字だと支柱側に結んだ位置がずれてしまいますが、こうしておけば支柱側に位置をしっかり固定できるかなと。
それから支柱を補強することにしました。縦の支柱だけだと、株が育ってきたらグラグラしてくるかもしれないので、横の支柱で安定させます。
支柱と支柱の結び目はこんな感じです。
支柱補強完了です。
補強作業をしていて気づいたのですが、鷹の爪の葉っぱに穴があいています!これって食われてますよねー!?
昨日までは気づかなかったのに・・・一体誰の仕業でしょうか??ヨトウムシかなにかでしょうか?根元の土を少し掘って探してみましたが、犯人はみつかりませんでした。
4月末の畑はこんな感じになりました。
ソライロノート
じゃがいもは順調そう。鷹の爪はちょっと心配、唐辛子、ピーマンはまずまず。紫蘇はまだ芽がでていないようです。
これで最初の1ヶ月が終了です。
畑を借りて、土作りをして畝を作り、種芋、苗を植え、種を蒔いた結果、少しずつ変化が出てきました。畑に様子を見に行くのが楽しみです(๑’ᴗ’๑)
まだ手を付けていない畝もありますが、5月前半にはすべて植付けていく予定です。
【ソライロ農園シリーズ】
1.素人が畑を借りて週末百姓生活はじめました!
2.はじめての土作り【4月前半】
3.春の菜園計画【4月前半】
4.畝作りとはじめての植え付け【4月前半】
5.じゃがいもの芽と鷹の爪・唐辛子・ピーマンの植付け【4月後半】
6.春じゃがいも収穫までの道のり
7.ズッキーニを育てる(1)定植から初めての収穫まで【5月】
8.春じゃがいも2回目の収穫
9.ズッキーニを育てる(2)受粉順調、収穫真っ盛り!【6月】
10.ズッキーニを育てる(3)突然の異変!そして終焉へ【7月編】
11.春じゃがいもの土中保存を回収
12.きゅうりを育てる(1)定植から一番花【5月】
13.きゅうりを育てる(2)収穫日和【6月】
14.きゅうりを育てる(3)短い夏の終り【7月】
【野菜の保存方法とレシピ】
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【ピーマンの基本情報】 名前:ピーマン/西洋唐辛子/甘唐辛子原産地:中央、南アメリカの熱帯地方保存適温:10度科:ナス科旬:6-9月主な栄養成分:抗酸化作用成分のβカロテン、ビタミンE、ビタミンCが揃い、中でもビタミンCの含[…]
【ズッキーニの基本情報】 名前:ズッキーニ/つるなしかぼちゃ原産地:北アメリカやメキシコ保存適温:10-20度科:ウリ科旬:6-8月主な栄養成分:βカロテン、ビタミンC、カリウム、亜鉛、食物繊維。βカロテンが豊富なので体の免[…]
【きゅうりの基本情報】 名前:きゅうり(胡瓜)/黄瓜原産地:インドのヒマラヤ保存適温:10-13度科:ウリ科旬:5-8月主な栄養成分:成分の95%は水分で、ビタミンCやカリウムが含まれている。カリウムには利尿作用がありデトッ[…]
【バジルの基本情報】 名前:バジル/バジリコ原産地:熱帯アジアやインド保存適温:度科:紫蘇科旬:7-8月主な栄養成分:βカロテン、ビタミンE、カルシウムなどを含んでいる。香り成分のリナロールには食欲増進やリラックス効果、集中[…]
【ゴーヤの基本情報】 名前:ゴーヤ/ゴーヤー/苦瓜(にがうり)/ツルレイシ原産地:熱帯アジア科:ウリ科旬:6-8月栄養成分:苦味成分の元、モモルデシンはコレステロール低下する作用、加熱に強いビタミンCも豊富、他にカリウム、カ[…]