作り方を動画で見たい方はこちら。
甘酸っぱくてカリカリ！青梅の砂糖漬けの作り方です。お茶請けはもちろん、甘すぎないのでお酒のおつまみにも最適です😌【チャン…
作るのに適した時期
甘いカリカリ梅を作るには、かたい青梅が必要です。残念ながら冷凍梅ではカリカリになりません。
青梅が手に入るのは5月～6月中旬くらいのとても短い期間です。甘いカリカリ梅を作れるのはこの青梅が手に入る時期だけです。お店でよさそうな青梅をみつけたら迷わず購入しましょう。
材料
- 青梅（かたいもの） 1kg
- 水 1L
- 塩 60g
- 砂糖 700g
道具
- 梅の種取り器（「梅えもん」がおすすめ）
- 保存瓶
梅の種取り器や梅割り用の器具があると作業がはかどります。わたしは「梅えもん」という種取り器を使っています。慣れると簡単に種取りができます。
器具がない場合は、まず包丁で梅の実の筋に沿ってぐるっと切り込みを入れます。切り込みの入れ方はアボカドの種取りと同じ要領ですが、種がアボカドのように柔らかなく、実にしっかりとくっついているので簡単には取れません。切り込みの入った状態で、木ベラで実を押しつぶすと種が取れてきます。梅は半分に割れますが、まったく問題ありません。
作り方
1.青梅を水洗いし、水気を切ります。
ザルにあけ水気を切ります。
2.ボウルなどの容器で6%の塩水を作ります。
しっかり混ぜて塩を溶きます。
3.塩水に青梅を入れ、3時間浸けておきます。
塩水に浸けるのはアク抜きと、種離れをよくすることが目的です。
4.ザルに水をあけ水気を切り、キッチンペーパーで水気を拭き取ります
キッチンペーパーで水気を拭き取ります。水気が残っているとカビやすいです。
梅えもんを使わない場合は、竹串でヘタを取っておきましょう。梅えもんを使う場合は不要です。
5.梅の種を取ります。
これが我が家の「梅えもん」です。ハサミのようなペンチのような変わった形をしています。この刃の部分で梅の種をつかみ、引っ張り出すイメージです。
梅えもんを使った種取りはこういう感じです。
①種のある位置にヘタの部分から梅えもんの刃を埋め込んでいきます。ひねりながら埋め込むと種離れがよいです。
②梅えもんの柄をぎゅっと握り、梅えもんの刃で種をつかみます。
③ギュッと握ったまま、ぐるぐるとひねりながら種を引っ張り出します。
全部種取りが完了しました。
6.梅に砂糖をまぶし保存瓶に仕込みます。
ボウルで砂糖をまぶしてから保存瓶に入れてもいいですし、そのまま保存瓶に梅と砂糖を交互に入れてもいいです。
赤い砂糖漬けにしたい！場合は？
赤くしたい場合はここで塩もみした赤紫蘇を加えます。
梅干し作りの赤紫蘇漬けの工程を参考にしてみてください。
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7.すべて入れたら最後にラップをして蓋をします。
梅が空気に触れにくくするためです。砂糖が溶けてくるとラップの意味がなくなるので取ってしまって構いません。
8.冷暗所に1週間おきます。
砂糖が溶けるようにときどき瓶を揺すったりかき混ぜます。
9.シロップに火入れを行い、冷まします。
1週間たち砂糖がだいたい溶けたら火入れを行います。
火入れをする理由は発酵防止です。
鍋にザルをのせ、梅および汁をザルにあけます。保存瓶の底に残っている溶け切ってない砂糖も鍋にいれ溶かしてしまいましょう。沸騰させないような火加減で10分たもちます。
火からはずしたら粗熱がとれるまで放置します。
梅はこういうしわしわ状態になり、仕込み時より小さくなっていると思います。
10.保存瓶に戻し、冷蔵で1年熟成します。
梅及びシロップを瓶に戻します。冷蔵庫に入れやすいよう一回り小さな瓶に入れました。
火入れ後すぐに食べれますが、1ヶ月目くらいからより味がなじみ美味しくなります。
半年～1年たつとよりまろやかになりとても美味しいです。
1年後の砂糖漬けはこんな色になります。
いただきまーす♪
保存方法と保存期間
基本は冷蔵保存で1年以上大丈夫です。
冷暗所の場合、梅が柔らかくなってしまうため、冷蔵庫に入り切らない場合などを除きおすすめしません。
どちらの場合も梅がシロップ液にしっかり浸けるようにしておくことが重要です。シロップ液から出てしまうとカビてきます。
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