作り方を動画で見たい方はこちら。
梅1キロで20グラムしか作れません!梅を50分の1に濃縮した梅肉エキスの作り方です。塩も砂糖も使わず、混ぜものは一切なし…
作るのに適した時期
梅肉エキスを作るのに適した時期は、5月から6月中旬くらいまでの青梅が手に入る期間です。
できれば梅雨に当たる前の青梅を手に入れたいところです。
材料
- 青梅 お好みの量
少量しかできないため、最低でも2キロ以上は用意した方がいいと思います。
道具
- すりおろし器※
- 木ヘラやシリコンスプーン
- 濾し布やガーゼ
- 土鍋やホーロー鍋
- 保存容器
梅の酸は強力なため、梅仕事に使う道具類はなるべく金属製のものは避けた方がベターです。
※種取り器+フードプロセッサーでもすりおろせます。種取り器のおすすめは「梅えもん」です。
作り方
1.梅を流水で洗ってから、ザルにあげ水気を切ります。
流水で梅を洗い汚れを落とします。
ザルにあげ、水気をきります。
2.キッチンペーパーなどで水気を拭きます。
ヘタはとらなくて大丈夫ですが、気になる場合は竹串しなどを使い取り除きます。
3.梅をすりおろします。すりおろし器でおろすか、種を取ってからフードプロセッサーにかけてもOKです。
すりおろし器で一つ一つすりおろしてもよいです。
すりおろしていると、梅の爽やかな香りが漂ってきます。
一つ一つすりおろしくていくのはなかなか骨の折れる作業ですので、フードプロセッサーで一気におろしてしまう方法もあります。
そのためにはまず梅の種を取ります。「梅えもん」が超活躍します!
一気にフープロにかけます。
あっという間にすりおろし状態に!
フープロでもまったく問題ありませんでした。
4.濾し布やガーゼを使い、梅をしぼります。
鍋の上にザル、その上に濾し布またはガーゼをのせます。
ここにすりおろした梅を入れます。
しぼります。
残ったしぼりかすはジャムや梅ドレッシングづくりなどに。
5.梅汁を煮詰ます。
土鍋やホーロー鍋で、弱火で煮詰めていきます。
アクはしっかり取り除きます。
最初は濁った緑茶のような色でした。
水かさが減るとともに、だんだん茶色くなってきました。
焦げ茶色に木ヘラでかくと底が見えるくらいドロっとしてきました。
すくったときに糸を引くになったら火を止めます。
火を止めてから冷めるまでにも固さが増すので、あまり煮詰めすぎないようにした方がいいかもしれません。
6.完成です
保存方法と保存期間
保存瓶やタッパー、蓋付きの陶器などに保存します。常温で1年以上もちます。心配な場合は冷蔵しておきましょう。
ソライロノート
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