※ソライロ遍路53日間の全貌、ツイートしきれなかった部分も余すところなく織り込んでます。
4月13日、お遍路23日目その1。
朝は5時半起きとやや遅め。テントを張った場所がよかったのか、道の駅にしては人の気配をあまり感じることがなく、夜は静かに眠れた。
22日目はこちら。
1 焼坂峠を越え中土佐町へ
2 添蚯蚓遍路道を歩き四万十町へ
朝飯
朝飯は今日もにんにくたっぷり使って麦飯チャーハン。
お遍路で食べた自炊遍路飯のレシピを紹介するシリーズ(インスタント麺を除く)、今回は23日目の朝飯に作った「にんにくたっぷり麦飯チャーハン」です。 [adcode] 材料 ・押麦 […]
行動食分。
今日の予定
今日の予定は、まず4キロ先の三十七番札所岩本寺で3日ぶりの納経。その次の札所は80キロ以上先の足摺岬にある金剛福寺。ここまでは数日かかるので刻んで行くことになる。こういうときは余裕なく一生懸命歩きすぎるとキツくなることは室戸岬のときに学んだので、歩いていればそのうちたどり着くだろうくらいの気持ちがちょうどいい。のんびり行こうと思う。
岩本寺の後は、10キロ先の佐賀温泉を目指す。さらに8キロ先に道の駅、そこから2キロ先に佐賀公園あたりが今日の野宿候補だろう。
パッキング完了。今のところ曇り空だが、雨が少し心配だ。
三十七番札所岩本寺へ
道の駅の少し先に「ゆういんぐ四万十」があった。お遍路さんガイドMapにあった場所と違うので、おそらく移転したのだろう。
なんか安い干し野菜とかないかなぁとのぞいてみると「都まん」というまんじゅうが売っていた。沼津にも同じような見た目の「都まんじゅう」があるけど、都まんじゅうって全国にこういうのあるのかな?1個75円だったので食べてみればよかった。
40分ほどで岩本寺に到着。
石柱門。
仁王門。
自撮り。
聖天堂と大師堂。
本堂。
本堂内にて。
地蔵菩薩象。
御朱印。
ひさしぶりの朝のお寺は、日常では味わうことができない厳粛で静かな雰囲気だった。
水車亭でお腹を満たし温泉を目指す
さあ、次は温泉だあ~♪この分なら午前中につけるかな。
お寺のすぐ先に水車亭という土産物屋さんがあった。お店の前にお遍路さんが1人、目があったので話しかけてみる。
自転車で回られてる逆打ちの野宿お遍路さんだった。しかも3周目だとか。水車亭店内の椅子に座り、野宿情報などをいろいろアドバイスをいただいただけでなく、店内で購入された芋けんぴもいただいた。この芋けんぴがめちゃめちゃ美味しかった。ごちそうさまでした。
お遍路さんとお別れした後、水車亭内を見て回る。美味しそうなお菓子の試食がたくさん、しかも1つ1つが大きくって!少し試食させていただいたら、どれも美味しく止まらなくなる。かなりたくさんいただいてしまった、、、。
さすがに申し訳ない気持ちになり、何か買っていくことにした。さっきお遍路さんにいただいた芋けんぴは、行動食にもなりそうだしよさげだが、かなり大きいサイズしか見当たらない。さすがにがさばるのでやめておこう。いろいろ見ていたところ、店内で食べれるスイーツも売っていた。値段もお手頃で美味しそう!
で、いただいたのはこちら、抹茶パイシュー。
ひとくち口に入れた瞬間、頭の中がとろけるような感覚、、こんな美味しいシュークリームははじめてや~(≧∇≦)/これまでで一番の贅沢かもしれないが値段はなんと184円!本当にめちゃくちゃ美味しかった。
さぁ、たくさん情報をもらって、美味しいもんも食べれて、元気一杯!先に進もう。
すぐ先にローソンがあったので袋ラーメンを仕入れる。切れていたウエットティッシュも購入。
ザックにはナスをぶら下げて干してる。こうしておかないとすぐ傷んじゃうので。
少し疲れたので道の脇で休憩。歩きお遍路さんが通られたのでご挨拶。
少し山道に入る。途中で先程のお遍路さんに追いついた。
遍路石。金剛福寺まで75キロとある。距離のことはあまり考えるのはやめておく。
西尾自動車さんの休憩所で昼飯
山道はそれほど長くなく、少し歩くと国道沿いに出てきたところに休憩所があった。
西尾自動車さんの敷地内に東屋、水場、トイレがある。
水、トイレがあるのは本当にありがたい。いい時間なので、ここでお昼にさせていただいた。ナスとにんにく入り徳島ラーメン。
ラーメンを作っていると先程のお遍路さんがやってきたのでいろいろお話をした。2周目の歩きお遍路さんで宿泊まりの区切り打ちだそうだ。今回は足摺岬をぐるっと周って海側の月山ルートを歩いて三十九番の延光寺までとか。そう、足摺岬から先は3つくらいルートがあるので、そのあたりもそろそろ考えていかないと、、、。
その2へ続く。
ソライロノート
【ソライロ遍路準備編】
【ソライロ遍路紀行高知編】
11日目-1 朝から雨、徳島から高知へ入る
11日目-2 魔の55号線で大きな痛手
12日目-1 二十三番札所から三日目、食べても食べても力が入らず
12日目-2 フラフラになりながら室戸岬にたどり着く
13日目-1 高知初の札所に到達しyoutube仲間の陣中見舞い
13日目-2 道具と食材と体と心を整える
14日目-1 雨の中、二十六番札所金剛頂寺へ
14日目-2 田野町の温泉に入り、二十三士公園に野宿
15日目-1 真っ縦を登り二十七番札所神峯寺へ
15日目-2 真っ縦の登り返し後、温泉に入れず公園野宿
16日目-1 長く苦しかった国道55号線が終わる
16日目-2 少年の導き
17日目-1 雨の遍路みちを歩き、二十九番札所国分寺へ
17日目-2 三十番札所善楽寺から打ち戻り、一宮墓地公園へ
18日目-1 三十一番札所竹林寺~三十二番札所禅師峰寺
18日目-2 車救出後、種崎千松公園へ
19日目-1 浦戸大橋の一番高い所からの風景を眺め、三十三番札所雪蹊寺~三十四番札所清龍寺へ
19日目-2 三十五番札所清瀧寺後、窪地休憩所にて野宿
20日目-1 三十六番札所青龍寺
20日目-2 龍温泉に入り、ゆる~い一日に
21日目 浦ノ内湾の北岸を歩き、土佐市から須崎市へ
22日目-1 焼坂峠を越え中土佐町へ
22日目-2 添蚯蚓遍路道を歩き四万十町へ
23日目-1 三十七番札所岩本寺から水車亭でスイーツ休憩
23日目-2 猿田彦神社に寄り道し、土佐佐賀温泉こぶしのさとへ
24日目-1 熊井隧道を抜け、再び高知の美しい海へ
24日目-2 ベテランお遍路に叱られ凹みつつ、ゴルフ場に泊まる
25日目-1 四万十ブルーに見惚れ、10年後に思いを馳せる
25日目-2 下ノ加江海岸で初めての砂浜野宿
25日目-3 その夜
26日目-1 足摺岬へ向かう途中、以布利港でジンベイザメに出会った
26日目-2 四国最南端足摺岬へ
27日目-1 足摺半島をぐるっと周り、中浜万次郎生家に寄り道
27日目-2 足摺半島西岸を歩き、バス待合所で野宿
28日目-1 食料計画が崩れる
28日目-2 雨の月山詣でと命の梅干し
29日目-1 宿毛の遍路小屋であやしげな老人に出会う
29日目-2 デポ作戦を決行し、高知最後の札所へ
(以下執筆中)