※ソライロ遍路53日間の全貌、ツイートしきれなかった部分も余すところなく織り込んでます。
4月8日、お遍路18日目その1。
18日目の朝は5時半過ぎ起き。夕べの雨はそれほどでもなかったが、公園のすぐ下の道路で夜中じゅう工事の音が鳴り響いていた。熟睡できず、あまり疲れが取れていなかった。こういう日は起きるのがつらい。
17日目はこちら。
1 雨の遍路みちを歩き、二十九番札所国分寺へ
2 三十番札所善楽寺から打ち戻り、一宮墓地公園へ
朝飯
朝飯は昨日作った肉味噌を使って肉味噌チャーハン。肉味噌食べたたら元気出てきた!
お遍路で食べた自炊遍路飯のレシピを紹介するシリーズ、今回は18日目の朝飯に作った「肉味噌で麦飯チャーハン」です。 [adcode] 材料 ・押麦 1合・干し大根 適量・水 1.8[…]
半分は行動食。
今日の予定
まずは7.4キロ先の三十一番札所竹林寺を目指す。次に5.7キロ先の禅師峰寺。そして浦戸湾を渡り桂浜へ。無料のフェリーも出ているようだが、この旅では自分の足で歩いて渡りたい。今日は雨の心配もないので、海辺だし野宿場所はなんとかなるだろう。
撤収作業中の短い間だけでもテントを干して、水滴を乾かす。
7時35分、パッキング完了。昨日のゆうパック利用で、心なしかザックがコンパクトになった気がする。
まずは三十一番札所竹林寺へ向けて出発!
三十一番札所竹林寺へ
このあたりは結構町中らしく車の交通量が多い中を歩く。登校中の小学生が元気に挨拶してくれる。
一時間ほど歩きファミマを見つけてしまい、またコーヒーが飲みたくなってしまった。イートイン休憩。
アンパンマンの電車がかわいい^^
袋ラーメンが切れているのでどこかで購入しようと思っていたのだだが、店がなくなってきた。朝寄ったファミマで買っておくべきだったなぁ、、、
ふと川をのぞいてみたら、カメがたくさんいる!あれ?でも微動だにもしない、、、もしかしてオブジェ?と思って近づいてみたら水の中に逃げてった。カメさん、驚かしてごめんなさい。
竹林寺は五台山という小さな山の上にある。五台山とは中国にある3000Mの山なのだが、この山に似ているらしい。
山の登り始め。
中腹あたりからの風景。
お寺の手前は植物園になっていていろんな植物を鑑賞できる。
黄色い花。カロライナジャスミン?
三十一番札所竹林寺
10時43分、竹林寺に到着。
山門(仁王門)。
山門からみえる境内。なんとなく風情のあるお寺。
石畳に落ちている桜の花びら。
本堂。
五重塔。高知唯一の五重塔らしい。
善財童子。
竹林寺本堂内陣。見えにくいが、写真右下の赤い布に「鹿島槍ヶ岳」の文字。ご住職が山好きなのかな?
境内の休憩所にザックを置いて納経所へ。いくらお寺の中とは言え、ザックを置きっぱなしにしてその場を離れることはおすすめできないが、あの重たいザックを持っていくもの好きもいないだろうと、、、。
本坊の横に納経所あり。
御朱印をいただく。
お寺の前の土産物屋さんで声をかけられ、お茶を一杯いただいた。ごちそうさまです(人)
新緑の緑がとても美しい風情のあるお寺だった。次の札所は5.7キロ先の禅師峰寺だ。
五台山の山頂は公園になっていて展望台もあり眺めがいいらしい。お昼を食べるのによさそうなのだが、ラーメンもパスタもない。麦はあるが、ちょっと時間がかかるので下山してからお店を探そう。
三十二番札所禅師峰寺へ
五台山を下りてきたところにあった小学校近くの東屋。
下田川の河原で何かを採ってる人たちがいたので、聞いてみるとしじみが採れるそうな。お味噌汁に入れて食べたい!
遍路道沿いにお店がなく、昼飯はおあずけのまま禅師峰寺の登り口まできてしまった。
わずかな距離だが急激な上り坂になる。
三十二番札所禅師峰寺
10分ほどで禅師峰寺に到着。
山門。
本堂。
子安地蔵像。
御朱印。
境内でポン菓子が売られていた。お腹も減っていたので1つ購入。
境内からは土佐湾の絶景が眺められる。これから向かう浦戸大橋はよくみえないが、橋の向こう側の桂浜がうっすら見えるようだ。ベンチに座り、ポン菓子をいただきながら少し休憩させていただいた。
18日目その2へ続く
ソライロノート
【ソライロ遍路準備編】
【ソライロ遍路移動編】
0日目 沼津から四国に向けて、いざお遍路の地へ!
54日目 家に帰るまでがお遍路
【ソライロ遍路各県初日】
徳島編:1日目-1 ソライロ遍路スタート!
愛媛編:30日目-1 松尾峠を越え、第三の地伊予の国へ
香川編:46日目-2 やまじ風吹き荒れるなか六十六番札所雲辺寺、初めての通夜堂泊
【ソライロ遍路高知編】
11日目-1 朝から雨、徳島から高知へ入る
11日目-2 魔の55号線で大きな痛手
12日目-1 二十三番札所から三日目、食べても食べても力が入らず
12日目-2 フラフラになりながら室戸岬にたどり着く
13日目-1 高知初の札所に到達しyoutube仲間の陣中見舞い
13日目-2 道具と食材と体と心を整える
14日目-1 雨の中、二十六番札所金剛頂寺へ
14日目-2 田野町の温泉に入り、二十三士公園に野宿
15日目-1 真っ縦を登り二十七番札所神峯寺へ
15日目-2 真っ縦の登り返し後、温泉に入れず公園野宿
16日目-1 長く苦しかった国道55号線が終わる
16日目-2 少年の導き
17日目-1 雨の遍路みちを歩き、二十九番札所国分寺へ
17日目-2 三十番札所善楽寺から打ち戻り、一宮墓地公園へ
18日目-1 三十一番札所竹林寺~三十二番札所禅師峰寺
18日目-2 車救出後、種崎千松公園へ
19日目-1 浦戸大橋の一番高い所からの風景を眺め、三十三番札所雪蹊寺~三十四番札所清龍寺へ
19日目-2 三十五番札所清瀧寺後、窪地休憩所にて野宿
20日目-1 三十六番札所青龍寺
20日目-2 龍温泉に入り、ゆる~い一日に
21日目 浦ノ内湾の北岸を歩き、土佐市から須崎市へ
22日目-1 焼坂峠を越え中土佐町へ
22日目-2 添蚯蚓遍路道を歩き四万十町へ
23日目-1 三十七番札所岩本寺から水車亭でスイーツ休憩
23日目-2 猿田彦神社に寄り道し、土佐佐賀温泉こぶしのさとへ
24日目-1 熊井隧道を抜け、再び高知の美しい海へ
24日目-2 ベテランお遍路に叱られ凹みつつ、ゴルフ場に泊まる
25日目-1 四万十ブルーに見惚れ、10年後に思いを馳せる
25日目-2 下ノ加江海岸で初めての砂浜野宿
25日目-3 その夜
26日目-1 足摺岬へ向かう途中、以布利港でジンベイザメに出会った
26日目-2 四国最南端足摺岬へ
27日目-1 足摺半島をぐるっと周り、中浜万次郎生家に寄り道
27日目-2 足摺半島西岸を歩き、バス待合所で野宿
28日目-1 食料計画が崩れる
28日目-2 雨の月山詣でと命の梅干し
29日目-1 宿毛の遍路小屋であやしげな老人に出会う
29日目-2 デポ作戦を決行し、高知最後の札所へ